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お手紙をくださった読者さまへ、お返事です。(2017/02/06-2019/03/20)

以前に、こんなnote記事を書きました。

そこからだいぶ時間が経ってしまったのですが、――お待たせいたしました。この記事にて、本日より、お手紙をくださった読者さまへお返事していきます!

読者さまへのお返事は、以下のような形でさせていただきます。

××年×月×日(←いただいたお手紙の消印日付)
××県M.M様(←お手紙をくださった方の在住都道府県と、お名前イニシャル。お名前の読み方が複数考えられる場合は、その分だけイニシャルを記載しますが、それでも間違っていた場合は申し訳ございません……!)

以下、お手紙へのお返事。

このnote記事に、上記のような形でお手紙へのお返事を綴っていきます。記事を更新しましたら、その都度Twitterにてお知らせツイートをさせていただきますので、よければアカウントもフォローしていただけますと嬉しいです(宣伝!/ツイートに、note記事のURLも記載させていただきます)。

なお、お手紙をいただいてもすぐにお返事を更新できるわけではないのですが(すみません!)、お返事は必ずしていきたいと思っているので、気長にお待ちいただけましたら……幸いです……!

それでは、お待たせいたしました。以下、お手紙へのお返事ゾーンです。〈最終更新日:2019/08/04〉

◇2017年にいただいたお手紙へのお返事。

2017年02月06日
東京都 M.H様

初めまして、杜奏みなやです。
この度は『廻る素敵な隣人。』をお読みいただき、ありがとうございました。また、お手紙もありがとうございます。読者の方からお手紙をいただいたのは今回が初めてだったので、本当に嬉しかったです……!

にもかかわらず、お返事が遅くなってしまい申し訳ございません。M.H様のお手紙から2年以上が経過してしまっているので、このお返事は届かない可能性のほうが高いのかな、とも思います。けれど、もしかしたら届くこともあるかもしれない……ということで、だいぶ遅れてしまいましたが、お返事を綴らせていただきました。いつか届くことを願いつつ。

『廻る素敵な隣人。』では、とにかく筧さんの天使っぷりを書こうと思っていました。理不尽なことだとか、しんどいことだとか、お仕事をしているとたくさんありますよね。そういう嫌なことすべてを、隣人・筧さんの天使っぷりで忘れてしまえて、ああ、こんなお隣さんいたらいいよなあ――って読者の方が思わず考えてしまうような、そんな癒やしに満ちたキャラクターを書きたいな、と。ですので、
M.H様が筧さんに癒やされたのであれば、それは私としてもとても嬉しいことです。内心、ガッツポーズなのです(笑)

また、他のキャラクターたちにもそれぞれ魅力を感じてくださり、ありがとうございます。石崎は私もお気に入りのキャラクターです……(笑) 本当、不貞腐れてるんですよね彼は。その真相がわからないうちは「なんだコイツ」みたいなキャラクターなのですが、そういうヤツこそ書いてて楽しくて、そして可愛らしかったです。

書いていて楽しかったといえば、主人公・金森もそんな存在で、彼は本当に「これでもか!」ってぐらいに勘違いや思い込みをしてしまうようなヤツなのですが、そこを読んでいて面白かったと言っていただけたのは、なんというか、嬉しい……というよりもホッとしました。よかったな、金森……と。

この物語を読んで元気をもらえたよと、お手紙で直接そう言っていただけたことは、私にとっても励みになりました。だからこそ、2作目、3作目を執筆し、出版することができたのだと思いますし、また現在は4作目を執筆中……というところまで辿り着けています。

よければまた、私の書く物語に触れてください。そしてその物語から、元気だったり、幸せだったり、……そういうものを感じていただけましたら、私にとってこれ以上に嬉しいことはありません。

お手紙、本当にありがとうございました!

◇2019年にいただいたお手紙へのお返事。

2019年03月20日
静岡県 R.H様、もしくはY.H様

初めまして、杜奏みなやです。
この度は『佐々木探偵事務所には、猫又の斑さんがいる。』をお読みいただき、ありがとうございました。また、お手紙もありがとうございます! カバー裏のあらすじから本作を手に取ってくださったとのこと、とても嬉しかったです……!

というのも、私はこの作品を書くまで、いわゆる〈妖怪モノ〉〈あやかしモノ〉といったジャンルを書いたことがなく、色々と手探りの状態で執筆を進めていたんですね。それだからいざ1巻が発売となった際には「本当にこれで誰かに読んでもらえるのだろうか?」と弱気な自分が顔を出したりして、さらには「誰かに面白いと思ってもらえるのだろうか?」と、ぐるぐるした気持ちになっていました。――ですから、こうしてお手紙で直接「あらすじが気になった」「そこから一気に読んでしまった」と言っていただけたことは、本当に嬉しく、また同時にホッとした気持ちにもなれたのです。……この物語を書いてよかったな、楽しんでもらえてよかったな、と。

特にラストの、佐々木探偵との別れと再会のシーンが気に入っていただけたとのこと、とても嬉しく思います。……ということは1巻だけでなく、2巻も読んでくださったのかなと思いますが、何度も読み返してもらえるシーンを書けたということは、この先、また新たな作品を書いていくうえでの自信や勇気にも繋がりました。

斑さんの続編ですが、今のところは「GO!」の言葉がかからないので、続きを出すことは難しい……かもしれません。ただ、それでも別の物語になんらかの形で斑さんたちを出せたらいいなとは思っています。私自身、どのキャラクターも大好きで、愛おしい存在になっていますので……!

ですから、よければまた、彼ら彼女らに会える日を楽しみにお待ちいただけましたら嬉しいです。私も彼ら彼女らをまた書けるように、今は自分にできることを精一杯、頑張っていきたいと思います。

お手紙、本当にありがとうございました!

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