4期→5期の内省

4期のまとめ


SNSは全般やっているが、noteに関しては完全に自己満で、かつ年単位でたまに「あの時の私って何考えてたっけ?」と思い出すためのアーカイブとして使っている。
人に公開する必要は全くないのだが、なんとなく節目でしか公開しないし深夜に書いているので気持ち悪いくらいエモい内容になることが多く、
結果として数年ぶりの友人から連絡をもらえるきっかけになることが嬉しいのでずっと公開状態でこそこそと書き続けている。(連絡しろよ、て圧ではないよ悪しからず。)

今日は4期のまとめと5期の約束。

実はもうすぐ、新規サービスをローンチして1年になる。前職の売却後に役員以外での2人目の社員として迎え入れられて以降、怒涛の勢いの展開だった。
ローンチの時には社内には女子社員は私しかおらず、オフィスもスカスカだったのに、
今では女子も増えたし(これめっちゃ嬉しい)毎月レベルで新入社員が入ってくる。

YoYは300を超え、「今年は国内スタートアップの中でもトップレベルに成長した自信があるわ」と社内メンバーが豪語する内容に対し、スタートアップ3社目の私も同調せざるを得ないくらいの状態だった。
19歳の時からずっとこの世界に携わっていたわけだが、「事業が成長する構図」がはっきりと手にとるように分かったのは初めてだった。

KPIの連動性を重要視した組織体制、オペレーションの徹底した最適化、そして圧倒的PMF。
書くには容易いこれらを内部で自分が構築しながら体験できたのは貴重だったし、そんな体験を24歳からの時点でたっぷりさせてくれた社長には感謝してもしきれない。

25歳までに一つのサービスにコミットして、ローンチからグロースまでやり切る。30歳までには、ローンチから携わったサービスでグロースの結果のexitを経験する。

23歳の時に掲げた目標がこれで、現在1年遅れで進行中。1年遅れならまあまあ順調じゃない?と思いそうなところだが
この1年はずっと悩んでいた。

人材市場において自分のバリューを伸ばせているのかの自信がなかった。
何を武器としてキャリアを底上げしていくべきか、確信が持てるものがなかった。
自分の想像では、目標との乖離はもっと埋められていると思っていた。単純に悔しい。

幼稚な表現にしてしまえばこう言うことで、果たして自分のキャリアをどっちに舵切るべきかについて、悶々と考え続けたのがこの4期だった気がする。

「若い」と言う価値で熱量のままに走ることで、大衆と一線を画すことができていた年齢を過ぎたからだろうな、と思う。
あくまで個人的な感覚だが、24歳くらいまでは多分それでよかった。
というかそれしかなかった。
謙虚に自分を見つめれば、スキルで戦えるものはなくて、愚直に取り組み続ける期間が最初の数年間だったんだろうと思っている。

そろそろ純粋な実力勝負を真っ向からするフェーズだな、と思っているからこそ悩んでいる気がする。
努力なんてものはもはややっていることが当たり前、もはや言及するものですらなくて後は結果だけ。そう思っているからこそ、自分で自分を相当に追い込んでいる実感がある。

改めて「キャリア」と言うものは、難しいなと思う。
キャリアの梯子は、ある年齢を過ぎると後戻りが効きにくくなる。
どの路線でキャリアを築いていくかによって、レバレッジのかかり方が大きく変わってくる。
それが分かっていたからこそ、23歳の時に一旦の絵を描いて2年間走り切ってみた。そして改めて、これから先をどう生きていくのかについて悶々としている。

全てに答えが出たわけではないが、結局はいつもの通りに「でも、結局は結果を振り返った時にしかわからない」と言う結論に辿り着いているのが現状だ。
wantの感情を全て排除して、現時点で自分が持っているものから未来に時間軸を伸ばして一番レバレッジが効く方向に舵をきれば、実は意外とキャリアコンパスを定めるのは難しくはない。
人が悩むのは、やはりそこに「感情」が介してくるからだろうなと思う。
ひとまずはwantを排除して、手が届きそうなexitまでを絶対にやり切る。
一つの事業を出口まで持って行った後に振り返れば、自分の価値もキャリアを底上げできる武器も、はっきりと見えてくるだろうと期待している。

5期に向けて

相変わらず自分に約束することは、

モチベに仕事のパフォーマンスを左右させない。常に成果主義を崩さないこと。

克服したいことは、

プレイヤー業務にマネージャー業務を圧迫させないこと。KPI全てに責任を持ちきれるように、現場に引っ張られすぎないこと。

戦略立案のスピードを上げること、PDCAの速度を上げること。

枠に囚われず本質的な発想で、目の前にない施策も積極的に実行できるようにすること。

個人的に達成したいことは、

exit

次のキャリアステップの明確化

やり切った後にwantを取り戻して、感情も介して将来像を描く

プライベートでは圧倒的にヘラヘラしている私だが、実は仕事になると途端に泣き虫になる。
主に悔しくて泣いている。社長に「泣くくらい本気で仕事できるなら伸びるで」と言われ、泣き虫は加速しているような気がする。
良いことなのか悪いことなのか分からないが、5期はできるだけ泣くより笑いたいというのも目標の隅っこに添えておきたい……。

2年目のサービスももっともっと大きく育てられるように、がんばります。

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