戸籍のお仕事(窓口編①)

では、実際に戸籍の仕事って何するの?からお話させていただきます。

まず大前提として、戸籍事務の管轄は国の法務省であり、地方自治体は法定受託事務(堅苦しい言葉ですが、とりあえず国から委託されてる事務的な)として国が本来行う事務を処理しているため最終的な判断は法務省が行います。

ということで、まずは、<窓口>です。
ここで色々な申請書や届出をいただきます。

では申請書からお話しますね。
まずは、戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)←戸籍に記載されている皆様が載っている証明書、戸籍抄本(戸籍一部事項証明書)←戸籍に記載されている一部の方の証明書等の申請、独身証明書などが多かったです。
だいたい、就職試験や、結婚相談所に提出されるものですが、相続関係で申請される方も多くいらっしゃいました。

特に相続では、相続人を特定するにあって、亡くなった方の生まれてから亡くなるまでの戸籍が全て必要ということが当時(10年前程)多くあり、(今は法務省で手間の改善をしたのかな?)申請の申出が多かった記憶があります。

そして戸籍の附票の請求。
住民票は、お引越し前の住所は記載されていますが、その以前の記録は記載されていません。戸籍上は、その戸籍に登録されてからの住所の記録が記載されておりまして(保存期限等もありますが)そちらの確認などでも請求されるお客様もいらっしゃいました。

そのような申請書を窓口で受付し、本籍地が当自治体にあれば発行します。

なお、戸籍は本籍地の自治体が管理しているので本籍地以外の戸籍は、窓口では発行できないの、ここは申し訳ないところです。

次回は、届出についてお話させていただきます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?