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20歳の誕生日の思い出。

同じクラスの委員長(俺の数少ない友達)からおめでとうLINEがあって1日は始まった。



歩いて西11丁目駅から円山公園へ。

北海道神宮に寄り参拝して、お守りを買った。




学生時代が終わるまで包丁ケースの中に入れてたわ。

イオンで母親と待ち合わせのため宮の沢へ。
とにかく夏らしい天気だった。
誕生日に晴れたのは2016年以来。
2019 曇り
2018 雨
2017 曇

イオンの中のユニクロで服を選びながら母親を待つ。やってきた母親に思わず言ってしまった。
「夏に産んでくれてありがとう。」
本心だった。
母親は笑う。

フードコートで天丼を食べた。
未だに2人の姉からおめでとうLINEが無いという話になる。薄情な姉だ。

ほんとは函館に行く予定だったけど、母親が札幌に来ることになったため札幌で祝うことに。

午後からメインイベント…
献血へ。

待合室、母親と就職先について口論気味になった。
そう、自分は迷っていた。
今日、俺の誕生日だよな?って我に返りながらも主張をぶつける。

1年前の4月から7月はとにかく考えていた。
それはとてつもなく苦痛を伴うもの。
でも今思うことは、その時間はかけがえのないものであったということ。
だから苦しくても、考え抜いて決めて欲しい。
後悔はないよ。

ある程度血を抜かれ、
母親が予約してくれた居酒屋へ。
さぁ!飲酒!
スパークリングワイン飲んだけどまずいな。




花火!

日も沈み出した頃、大通公園へ。
噴水を見ながら思う。旅行している気分だと。
母親と札幌にいるといつも思う。
日常の大通公園が、特別な大通公園になる。

母親は買いたいものがあるらしく、いったん別行動。自分は本屋へ行き
新潮文庫夏の100冊フェアの中の1冊
「明るい夜に出かけて」を購入。
この1冊が今後の自分に影響を及ぼすことはこのときはまだ知らない。

合流し狸小路でタピオカを買ってテキトーなところで飲む。俺はタピオカが苦手と気づく。
ホテルに戻り、寝る。
その前に俺の宝物をツイートで紹介した。




誰にも反応してもらえず終わる。
いいよ、俺はちゃんと魅力わかってるから。

翌日
ホテルで朝食を食べたあと、大通西12丁目へ。




お花が綺麗な12丁目。
しばらく2人ベンチに座る。
この後は学校。
この時間が惜しい。
母親がいなくなると旅行から覚め、日常へ戻る。
そして、また考え続ける日々が始まる。
時間になり別れることに。
「下を向いて歩いてちゃ気づけるものにも気づけないよ。」母親に言われる。
自分は下を向いて歩く癖があった。
そして20歳の日常は始まる。
19歳の終わりあたりは何をやっても上手くいかない。いわゆる不調であったため、20歳でなにか変わるかもと期待したけどしばらく何も変わらなかった。

苛まれるときは小細工無しで上手くかわそうともせずらちゃんと苛まれる自分はなんかすげーなって今は思う。
かけがえのない日々だったことは間違いない。

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