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3年次編入合格体験記 名古屋工業大学情報学科 知能情報分野


はじめに

試験対策より後が有料化になっていますが、一般的な編入体験記としてみる分にはすべて無料でみることができます。
この記事のタイトルの写真?は名工大とまったく関係ありません。

自己紹介

はじめまして、2023年に行われた名工大の3年次編入に合格しました, みなとです。
とある高専の情報工学科に通っています。
編入試験における合格体験記は需要があるみたいなので書きました。
本当に体験記です。個人の感想ばっかです

志望理由

・地元の大学に行きたい
・機械学習の研究がしたい
・就職で強い大学に行きたい
この3点から選びました

名工大では志望理由よりも実力を重視していると思います。
大学からの編入生で志望理由を悩んでいる受験生がいたら、志望理由を考えるよりも試験対策をしてください。

成績開示

上から順に100, 100, 100, 300点の600点満点です。
簡単と思ってた英語が低かったので、時間が出来たら合格体験記を書き直します。

試験前の緊張

募集人数2人なのに、志願者数19人もいてやばいやばいってなってました。
でも例年5~6人取ってるし、今年も6人取ってるんでそんなに焦らなくていいです。めちゃくちゃやばいと思ってましたけども。前日は全然寝れなかったですけども。

試験本番

試験室について

学校に着くまでは1本道なのですごく分かりやすいです。
ただ、学校内の試験会場は分かりにくいです。雨だったのもあって?試験会場に案内する係員の人はいませんでした。割と迷うので少し早めに行きましょう。
自分は5分前に教室に着きました。ぎりぎりすぎて焦りました。

試験会場

教室でした、長机ではなく一人ひとりに机といすがあるパターンです。小学校の教室を想像してもらえれば分かりやすいと思います。
19人中1人欠席1人女子17人男子です。
いかにも工学部っぽい雰囲気でした。僕はこの雰囲気が苦手です。

服装について

1日目はスーツと私服が半々(私服といっても落ち着いた色の服が多かったです)
2日目はスーツばっかでした。
1日目は面接がないので、試験に集中できる服を選んだ方がいいと思います。
2日目はマナーとしてスーツを着用しましょう。

1日目

午前に数学があって、午後に英語と物理がありました。
・数学
1->3->4->2の順に解きました。
大問2の(2)が一番難しかったです。30分くらい大問2の(2)に時間をかけれたのに計算ミスをして結局解けていません。

・英語
大問1の穴埋めが難しかったです。他は簡単でした。他大学の受験のためにTOEIC対策をしている受験生は問題ないと思います。
イスラエルはアジアか中東かっていう問題はいまだに納得できませんが、、

・物理
めっちゃ難しくなってました。去年の難易度なら満点近く取れると思っていたのですが、今年はやばかったです。平均点30点くらいなんじゃないでしょうか。

・1日目終了
専門は他の人より解ける自信があったので、数学、英語、物理で体感そんなに点数落としてないこの時点で合格かなーって思ってました。

2日目

午前10:00〜12:00に専門試験、午後16:00から面接がありました。
面接のときには採点が終わっています。
そのため、めちゃくちゃ空き時間があります。

・専門試験
情報理論が5年後期の授業であり、独学で勉強したため不安でした。
他は情報系高専生にとっては簡単だったと思います。
3->1->2の順でやりました。40分くらい余りました。
プログラミングが得意な情報系の高専生にとっては難易度はそこまで高くないです。

・面接まで
先ほど述べたように、面接までの時間がすごい長いです。暇をつぶせるものを持っていきましょう。勉強用具なり、パソコンなり3時間程度をつぶせる何かをもっていってください。

・面接
2部屋で行いました。受験番号1番の受験生と受験番号11番の受験生が最初に呼ばれてその後は連番です。受験票を部屋に持っていくので、なくさないでください。
面接時間は3~4分です。回転率が異常なほどに早かったです。
志望理由と試験の出来と併願校を聞かれました。
志望理由は簡潔にしか答えなかったのに、なぜか深堀をされなかったのでちょっともやもやしてました。志望理由の深堀に対する答えの準備をかなりしていたので。
試験の出来を聞かれた際に、「緊張してて計算ミスを何度かしてしまったので自信はあまりないです。ただ専門に関しては解けました。」と言ったところ、「全体的によくできています」と言われたので合格を確信しました。
試験の出来を聞かれたときに面接官が手元の紙を見ていたので、得点を見ながら面接をしていると思います。
試験の出来がかなりいい場合は面接で合否が分かります。

ちょっとした情報

冷房について

結構きいています。多分スーツの人も居るから。1日目に試験に集中しやすいからといって薄着でくると逆に集中出来ないです。
羽織るものであったり、体温調整できるものを持ってくるといいと思います。

面接会場について

2日目の試験が終わってから、試験の会場と面接会場は違います。
面接会場は16時まで冷房をつけてくれなかったので、試験会場で15時40分くらいまで待ちましょう。

試験対策

試験対策の方法です。
zenpenなどの他の人の合格者体験記の通り、
数学、英語、情報の専門は簡単で、物理は激ムズです。
数学: 典型問題が多いので、徹底研究をしてください
余裕があれば過去問特訓のB問題までやるといいかと
英語: TOEIC対策をした人なら解きやすいと思います
自分はToeic対策だけでしたが、大学受験用の参考書を使うといいかもです。
物理: 捨て科目 100点分しかない
やるなら、大学生の初等力学シリーズがオススメです。(みんな言ってる)
自分は物理のエッセンス、名問の森、過去問をやりました。
専門: 高専生なら解けます
名工大は親切なので、ホームページに過去問があります。また解答例も取り寄せることができるので、実際の難易度と比較してみてください。
英語の問題は著作権の関係上見れないですが、難しくないです。長文の難易度はTOEICと同じくらいなので、時間にゆとりがあるTOEICだとおもってください。

合格最低点について

過去の先輩などの情報を元にすると6割から7割くらいらしいです。
もちろん学科によって上下します。情報学科は専門が簡単なので他の学科よりは高いと思います。
今年の情報学科の合格最低点を自分が思った試験の難易度から勝手に予測します。
数学70英語60物理30専門220で380点くらいなのでは?
これは成績開示が出る前に書いているので、実際の結果とかけ離れている場合があります。
こんな感じだろうなという主観で書いているし、有料にしていない部分なので違っても知りません。
成績開示後の予測については有料の部分に書かれています。

有料化の理由について

自分が名工大の編入を考えていた際に、知りたかった情報は試験対策方法も合格最低点予測も含めすべて書きました。
ただ、合格最低点については、合格者が少ない編入試験の特徴上、受験年によって大きく異なると思っているので、参考程度にしてください。
当日のことも詳しく書きました。なので編入体験記としてはこれで終わりです。

ここから先は自分がした対策とか、役に立ちそうな情報をまとめてみました。
内容は目次に書いてある通りです。
だいぶ詳しく書いているので
専門で満点近く取りたい人や、自分がした対策などに興味ある人は是非見てみてください。
ただどちらかと言うと、合格したい人よりは最高点を取りたい人向けです。
参考にと言うよりは、へーみたいな感じで読んでください。

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