「カードファイト!!ヴァンガードoverDress」 スターターデッキ考察・解説

初めまして!宏人と申します。

今回新シリーズ、ヴァンガードoverDress(通称Dスタン)が始まりゲームシステムや環境が一新されました。

ヴァンガードを始める・復帰するには絶好の機会だと思います。

そこで前シリーズとの違い、各デッキごとの特徴や戦い方に関して自分なりの考え方を記事にしてみました。

少しでも参考になれば幸いです。

目次                    1.Vスタンダードからの変更点

2.各スターターデッキの解説・回し方

・ドラゴンエンパイア「近導ユウユ -天輪聖竜-」                    ・ダークステイツ「桃山ダンジ -暴虐の虎-」                    ・ケテルサンクチュアリ「江端トウヤ -頂の天帝-」

3.雑感


1.Vスタンダード(以下Vスタン)からの変更点

Dスタンからの大きな変更点として以下が挙げられます。
・新ルール「ライドデッキ」による確定ライド

・新システム「ペルソナライド」対応カードと同一名称のカードに再ライド  すると前列のユニットのパワー+10000(ライド後に登場したRにも適用)

・基本ガード値がG1・G2「5000」トリガーが「15000」に変更。 

・全デッキにフロントトリガーを投入可能に

・Vスタンまでの各クランを統合し、国家となりデッキ構築の幅が広く

・デッキに1枚のみ投入できるオーバートリガーの登場

これらの変更点により戦術、考え方がVスタンとは違うものとなりました。
主にライドデッキの存在により対戦相手毎に、マリガンで残す札を変えるようにしていく必要がある点などです。            

ライドデッキは事故による一方的な試合展開を防ぐことができます。

またクランから国家への統合は、使用デッキの強化に何ヶ月も待たなければならなかった前シリーズよりも、早いペースでカードが追加されるためモチベーションの維持にもつながるでしょう。

2.各スターターデッキの解説・回し方

ドラゴンエンパイア「近導ユウユ -天輪聖竜-」

サーチ・ドロップゾーンからのパーツ回収手段によりデッキとしての完成度、安定感に優れ大きなパワーで攻めることができます。

長所
・新ギミック「オーバードレス」搭載のユニットG2「ヴェルリーナ」により毎ターンのリアガード(以下R)退却とパワー上昇

・確定ライド時能力により、ほぼ確実にヴェルリーナやG0「トリクスタ」をサーチ・回収しデッキを圧縮しつつ無理なくアタッカーを展開できる。

・G3「転輪聖竜ニルヴァーナ」によるドロップゾーンからのトリクスタ回収、自身とヴェルリーナのパワー上昇

・オーダーカードによるヴェルリーナの回収

短所としては
・他のクランと違い最大3回までしか攻撃できない。
・攻める手段がヴェルリーナに依存してしまっている

戦法
マリガンでは、ペルソナライド先を優先し、その次に守護者を優先して残しましょう。

序盤は相手がG2でも打点の届くG1「焔の巫女 リノ」をRにコールし点を詰めていきます。

中盤〜終盤はオーバードレスを持つヴェルリーナを展開し、ニルヴァーナのスキルでパワーを底上げし攻めましょう。

※補足
対戦開始時のファーストヴァンガード (FV)をトリクスタにすることも選択肢に挙げられます。

ライドデッキのG2「焔の巫女 レイユ」にライドした際のコストに、ソウルのトリクスタを選択してドロップに落とすことで、ニルヴァーナによる回収を無駄なく使うことができます。


ダークステイツ 「桃山ダンジ -暴虐の虎-」
固有ギミック「一気呵成」状態による連続攻撃が強い国家です。

安定感には欠けますが、3つのデッキの中では1番の攻撃回数を出せる爆発力のあるデッキです。

長所
・SB5とコストは思いが一気呵成状態のG3「ディアブロス‘‘暴虐‘‘ブルース」のスキルによるRスタンドによる攻撃回数

・G1「ディアブロス‘‘悪童‘‘スティーブ」G2「ディアブロス‘‘憤怒‘‘リチャード」のライド時スキルによりソウルを確保しつつ相手の点を詰めることができる。

・ペルソナライドと一気呵成の重複による高パワー(公式裁定により、ペルソナライドしてもそのターンの一気呵成状態は続くことが明言されています。)

・「スチームガンナー ブローディ」の効果により10000のガード値を使用できる。

(基本的に5000、15000の値でのみガードを行うDスタンにおいて、10000のガード値を持つことは無駄なくガードできる点で強みになります)

短所
・一気呵成状態になるまでに4ターンかかり、他のデッキより動きが遅い。
・SCによりトリガーやキーカードがソウルに入る可能性がある。

戦法
マリガンは前述のようにペルソナライド先、守護者の順で残します。

このデッキは他のデッキと違い、SCを多くするのでペルソナライド先は多く手札に持つ必要があります。

序盤から点を詰めていく必要があるので、単体で相手のVに通る打点のカードが手札にあればどんどん出していきましょう。

終盤はRにパワーの高いG3「烈震空拳の時空巨兵」を展開した上での5回攻撃を目指します。


ケテルサンクチュアリ 「江端トウヤ -頂の天帝-」
G3「頂の天帝 バスティオン」による、3ターン目での火力の高い4パン、CB2で2ドローできるオーダーカードを持っています。

ペースを掴めばそのまま勝ててしまうこともあります。

長所
・速い段階での4パン
・オーダーカードによる2ドロー
・確定ライド時の効果成功によるアドバンテージ

短所
・G3が多く、ガード値が少ない。
・G3が手札にない場合、確定ライド時の効果を使えない。
・バスティオンの効果の都合上、ドライブチェックでの強弱の偏りが他のデッキよりも大きい。

戦法
このデッキのみマリガンは、ライド時効果を発動するため、ペルソナライド先、他のG3、完ガの順で残していきます。
序盤は後半に備え、極力点は受けず守っていきましょう。
終盤はオーダーによるドローとバスティオンの効果による連パンで。


3.雑感
最後にどのデッキもバランスよく、今までの構築済みデッキとは比べ物にならないくらい良く作られています。デッキとしての完成度も高く、333円で楽しく遊ぶことができました。

3種類のデッキのパワーバランスも良く、4月に発売予定の2国家のデッキやパックにより更に変わっていくことでしょう。

Dスタンには本当に期待してるので今後も頑張っていただきたいですね。

今後もデッキの構築案等を記事にしていきたいと考えております。また読んでいただけると嬉しいです。

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