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ソフト・スティールの考え方

ここ最近、FIDOダーツの普及によりスティールダーツをするプレイヤーさんが増えているとわしは思う。

ダーツショップで働いていたときも、FIDOダーツをきっかけにコンバーションチップ(ソフトダーツバレルでスティールダーツができるという優れもの)やスティールダーツバレル購入するお客さんもいた。

これまでソフトダーツしか投げてこなかったから、やっぱり不安要素が多く、技術や道具など慎重に選ぶプレイヤーさんが大半だった。

特に道具面の不安要素が多く、スタンダートフライト(一番大きい形状)が当たり前なのか、成型フライトではなく、折りたたみフライト(紙フライトとも言う)じゃないいけないのか?とかバレルもストレートがいいのか?などSNSや動画などでそれなりの情報収集しており、その影響のせいかソフトダーツに比べて慎重に選ぶことが多かった。

確かにスティールはソフトとはまた違った技術を求められることもあるし、距離感も違うし、計算も自分でしなければならないとか色々あって戸惑うことも多いと思う。

そういったことも含めて、ここからはわし個人の考え方を書こうと思う。
あくまで個人的な考え方なので参考しないことをお勧めします。

固執しない考え方

道具面で言うとわしのセッティングは、ソフト・スティールも同じセッティングにしている。違いがあるとしたらフライトをシェイプ(二番目に大きいフライト)からスタンダード変えるくらいでそれ以外は基本一緒にしている。

わしのダーツセッティングのコンセプトはソフトもスティールも「テンションが上がる」ことをモットーにしている。
セッティングによる効力も考えるが、これでダーツしたい!ということを大切にしていて、ダーツを始めてからこの考え方は基本的に変わっていない。

技術面に関しては、そこまで変化させようと意識はしていない
ソフトはこうとか、スティールはこうしないといけないとかという考え方は自分の中では合わないし、だからと言って同じように投げるという意識をしてしまうと感覚的にミックスしすぎてバグが起こりやすくなってしまう現象もあるため、自分の精神・身体のコンディションに合わせて、少しいじる程度にしている。

ある意味中途半端では?という方も多いでしょうか、わしは自分の性格を考えたときダーツを投げることにストレスを感じたくないことを大事にしており、これが正解だ!ということよりもこういう風に考えるとおもしろいかな?という考え方のほうが楽しいと思えるし、個人的にはストレスが感じない。

ただ、ソフト・スティール両方投げることによって、どちらにも還元できる要素はあることは間違いない。
これは昔、名古屋でRDLというシングルスのスティールダーツのリーグを参戦したときに気づいたことで、このことについてはまた別の機会に記事にしようと思う。

きっかけは身近にある

2021年はソフトのプロツアーが秋頃まで休止していた時期にFIDOダーツオンライントーナメントが開催され、その大会をきっかけにスティールを本格的に始動したプレイヤーは少なくはないと思う。

今年からはPARFECT・JAPANの開催に加え、FIDOダーツ主催のDーTOURという大会が開催されることになって、ますますスティールダーツを投げるプレイヤーも増えていくと思う。

そしてプレイヤーに限らず、バレル・フライト・シャフト・チップの製造メーカーさんはこれまで以上に新製品を市場に出ると思うし、どのパーツにしても価値基準というのも変化し続けると思う。

敷居が高いと思っていたスティールダーツがFIDOダーツの普及で身近に感じるプレイヤーもこれからも増えていくと思う。

これからスティールダーツを始めてみたい人もまずはFIDOダーツでソフトダーツとはまた違った感覚を味わってみるのもありだし、それをきっかけにスティールのリーグや大会に参戦してもいいじゃないのかな?

普段使ってるソフトのセッティングにコンバーションつけて投げてもいいし、アレンジも無理に覚えなくても良い。
まずは自分がこれで投げたい!と思えるダーツで投げることが大事だし、アレンジに至っても自分が好きな数字にして上がることも大事。

そこからどのように変化していきたいか、自分なりのソフト・スティールに対しての考え方を作っていけばいいんじゃないかなとわしはそう思う。

自分がしたいようにすることが大事なんじゃないかな?と投げていくとそう思えるようになってきた。

結論…とりあえず投げてみよう笑

MINATO




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