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無料のLINEステップ配信でできること、できないこと

私は今、外で働くのが辛いと感じている方に、「仕組み」を使った自動収入ビジネスを知ってもらう方法を考えています。

そこで、LINEで配信をしてみようと思いました。

LINEステップ配信ツールの中でメジャーなのは、「Lステップ」です。

他の配信ツールに比べて、比較的安値(2980円~)ではあるのですが、利用を躊躇してしまう点がありました。

一度解約した公式LINEアカウントは、再びLステップを利用できない

利用を開始した後、何らかの理由で解約すると、そのアカウントで再開することはできません。

これが不安要素でした。

そこで、まずは無料で使える「LINE公式アカウント(LINE Official Account Manager)」の配信機能から始めることにしました。

LINEのビジネス向けサービスである「LINE@」が、現在は「LINE公式アカウント(LINE Official Account Manager)」という名前になりました。

ビジネス用と言っても、私のように個人でも使えます。

とりあえずどんなものか知るために、個人アカウントでログインしてビジネス用アカウントを作って、早速配信シナリオを作ってみました。

その次に、自分の個人アカウントでビジネス用アカウントを「友だち追加」して、配信を待っていたら…。

思っていたのと違う!

意図した通りには配信ができませんでした。

やはり無料ツールでできることには限界があるようです。

それでも、費用をかけずにLINE配信をしたい人にはありがたいツールなので、私が使ってみた感想を書いてみたいと思います。

LINE公式アカウントを利用する時に気をつけること

  • メッセージの順番にこだわるなら、1本のシナリオにまとめる

  • 「昨日・明日」などの言葉は使わない

  • 配信時間の設定には3時間の余裕を持つ


メッセージの順番にこだわるなら、1本のシナリオにまとめる

私がやってみたかったのは、朝と夜に1通ずつと、ここぞ!という日の夜3通の配信。

これは完全に無理です。

公式LINEアカウントでの配信は「1日に1通だけ」です。

それでも朝と夜に配信したい………そうだ!

朝用のシナリオと夜用のシナリオ*に分けてみました。

朝と夜、2つのシナリオを同時配信

*シナリオ:〇日後の〇時にこのメッセージを配信するというスケジュール設定

配信時間を変えることによって、2本のシナリオを同時に配信はできます。

でも、たまに配信されない時があります。

配信数が多い場合など、指定された時間にすべてのメッセージを配信できないことがあります。その場合、配信できなかったメッセージは次の日の同じ時間帯に配信されます。

「LINE公式アカウント(LINE Official Account Manager)」
ステップ配信:メッセージ設定:配信時間帯欄の説明より

そうなると、順番が狂ってしまいメッセージの内容に矛盾ができてしまいます。

「昨日・明日」などの言葉は使わない

昨日の夜に配信された(はずの)メッセージに動画URLを載せていた場合、「昨日送った動画は見ていただけましたか?」というような文章の辻褄が合わなくなるのですね。

「昨日」配信されなかったメッセージは翌日、つまり「今日」配信されます。

朝と夜に配信される前提で組んでいたシナリオはもうグダグダ。

ですので、「昨日・明日」などの「時」を表す言葉は使わない方がいいでしょう。

「前回の動画はご覧いただけましたか?」などとしておくのが安全です。

ちなみに、「配信されない」とはどういうことかと言うと、配信メッセージが渋滞を起こすのかわかりませんが「配信しきれない」という現象が起こるようです。

配信されなかったメッセージは、翌日の設定され時間帯に配信されます。

配信時間の設定には3時間の余裕を持つ

では、「配信しきれない」現象を避けるにはどうするかと言うと、配信時間に余裕を持つことです。

1時間では足りず、2時間にしてみましたがそれでも配信されない日がありました。

3時間にしたところ、問題ないようです。

「20時~21時」では危ないので、「20時~23時」とします。

ちなみに、届く時間は「1通目に届いた時間と同じぐらいに、翌日以降も届くっぽい」という感じです。

例えば、全てのメッセージを20時~23時で設定して、1通目が20時01分に届いたら、2通目以降も20時01分前後に届く場合が多いということです(設定した時間より早く届くことはないでしょう)。

1通目が21時37分に届いたら、2通目以降も21時37分前後に届くことが多いようです(必ずそうなるとは限りません)。

最初の「〇日後」も不確実

シナリオは、「〇日後の〇時」と設定しますが、これもまぁまぁ不確実です。

いちばん崩れるのが1通目です。

「【友だち追加】の1日後」と設定しても、たいてい2日後に届くと思われます。

【友だち追加】されたタイミングが午前でも午後でも、1日後、つまり翌日に1通目は来ませんでした。

ですので、「昨日は【友だち追加】をしてくれてありがとう」とは書かず、お礼だけにしておく方が無難です。。

「〇日後」の数え方

余談ですが、私は「〇日後」を勘違いしていました。

毎日配信したい場合は、全て「1日後」でシナリオするのが正しいのですが、私は「1日後」「2日後」「3日後」…としていました。

【友だち追加】がされた日を基準に数えてしまったのですが、違います。

前回の配信から〇日後です。

(こんな勘違いをするのは私だけかもしれない)

全て「1日後」にすれば、毎日配信されるはず(ですがたまに配信されないこともあります)


まとめ

LINE公式アカウントの配信システムは無料で使えてありがたいですが、配信時間はあまり過信しない方が安全です。

ざっくりと3時間程度にしておくのがよさそうです。

そして、1日の数回の配信は、時間帯によってシナリオを別に作ることで可能になりますが、1通でも配信されなかったら順番が狂ってしまいます。

順番にこだわった内容ならば、シナリオを1本にまとめるのが安全です。

  • 1本のシナリオで送れるのは10通

  • 1通につき吹き出し3つ

  • 1つの吹き出しに500文字

つまり、1通で1500文字送れます。

絵文字も使えますが、絵文字1つで1文字ではないので、絵文字をたくさん使うと、送れる文字数が減ります。

画像を送る場合は、吹き出し1つを消費します。

私なりの使い方

私が得た結論はこうなります。

複数のシナリオを同時進行させれば、1日に複数の配信も可能
でも、けっこうきわどい
だから、1日に1回の配信(1本のシナリオ)にしておくのが安全

流れはこうです。

  1. 「友だち追加してね」と、URLやQRコードを表示する

  2. お相手が「友だち追加」をしてくれる

  3. あいさつメッセージを自動配信

  4. こちらが友だちを認知するために、お相手にアクションをしてもらう

  5. アクションに反応して自動応答メッセージ

  6. シナリオ配信開始

「LINE公式アカウント(LINE Official Account Manager)」で実際にメッセージが配信される流れは、以下です。

  1. あいさつメッセージ

  2. 応答メッセージ

  3. ステップ配信 1通目

シナリオ配信の前に、自動であいさつメッセージ応答メッセージを送れますから、シナリオ10通と合わせて合計12通のメッセージを配信することができます。

応答メッセージは、設定したキーワードに反応して自動返信する機能です。

「1. あいさつメッセージ」でキーワードを設定ておくと、自動で「2. 応答メッセージ」が返信されます。

どんな人が友だち追加をしてくれたのか知っておきたい場合は、あらかじめキーワードを設定しておきましょう。

例えば、あいさつメッセージに「『空が青い』と返信してください」などと書いておくと、『空が青い』と返信しくれた人に対して自動でメッセージが送られるので便利です。

自動返信の応答メッセージを送らずに、「友だち」の確認だけしたい場合は、文字でもスタンプでも何かしらのアクションを起こしてもらうだけで大丈夫です。

でも、応答メッセージを設定しておくことで、自動配信で送れるメッセージの数を増やせるというメリットがあります。

個人の配信には使いやすい

制限はあるものの、なんといっても無料です。

個人でもステップ配信をできるのはありがたいです。

もちろん、ステップ配信以外にも随時メッセージを送れますし、トークや通話も可能です。

そして、機能がシンプルな分、使い方が難しくないのですぐに使えるようになるでしょう。

有料ツールを使う前に試してみたいという場合にはよいと思います。

でもやっぱり不足を感じるようなら、Lステップなどの有料ツールを使うことになりそうです。

Lステップの場合、LINE公式アカウントの友だち(フォロワー)を移行するには、先に友だちの方からアクションを起こしてもらう必要があります。

例えば、友だちがトークやスタンプなどを送ってくれるとLステップで認識されます。

つまり、Lステップの利用を開始してアカウントを紐づけただけでは、以前からのフォロワーさんを認識できないということです。

それなら最初からLステップにした方が簡単かもしれませんね。

1日に複数の配信したい、シナリオ通りに確実に配信されないと困るなら、有料ツールを利用しましょう。

最後に

ビジネスアカウントに最初に自分の個人アカウントで友だち登録をして、どんな風に配信されるのか確認しましたが、自分だけでは不安だったので、友達にモニターしてもらいました。

LINEは捨てアカが取りにくいので、モニターさんがいてくれてとても助かりました。

どうもありがとう!

最後の最後に

まだ少しもLINE公式アカウントの画面を見ていない、さわっていない方には、何の話をしているのかさっぱりわからなかったかもしれません。

LINE公式アカウントは、ありがたいことに個人でもカンタンに開設できます。

「メッセージ配信」機能を使えば、メルマガスタンドのような使い方もできるので、気軽に始めてみてください。

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