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勝負の鍵は自分自身の〜〜。

どーもみなさん、こんばんは。あらいぐまです。

1年以上ぶりにnoteを開き、記事を書くことにしました。書けていなかった理由はいくつかありますが、一番は周囲の声を気にしていたことにあります。

ただ、今年に入り本屋さんとのイベントを企画、運営する機会をいただき、文章に触れることが増え、やっぱり文章が好きだな〜と実感し、再度チャレンジしようと思っているところです。

noteを開いていなかったこの1年。私は大きな決断をいくつもし、その度に多くのことを学び、悩んできました。

毎日が慌ただしくすぎるだけで、何を得ることができていたのか。どのように成長できたのか。よく分かりません。

ただ、自分の選択した道を正解の道にするために、ただただもがき続けていたと思います。今もそれは変わっていませんし、相変わらず慌ただしく生活しています。

でも、今の人生。すごく充実しています。勉強、バイト、ボランティア、プロジェクト、研究と様々な事にチャレンジしてきました。全てに全力で手を抜かずにこなすこと。

他の大学生に比べて遊ぶ時間や自由な時間は少ないけれど、でもこの追い詰められながら時間に追われ、バタバタとこなしていくこの生活がやっぱり好きです。

さて、今回noteを開いた理由は、どうしても書き留めていたいこと、絶対に自分自身が忘れないように文字として残しておきたいことがあったからです。

今日のテーマは「日頃の行いこそが勝負の鍵」についてです。

これは私の単なる考えであり、私が大切にしている価値観です。

私が幼い頃から大好きな柔道は礼儀や他者への思いやりを大切にする競技です。生まれて間もない頃から触れていた柔道。ずっと、日本1になること、オリンピックに出ることが夢でした。

怪我や手術もありましたが、自分の努力不足でこの夢を叶えることは実際できていません。ただ、私は何よりも大切なことを学び素敵な価値観を育むことができました。

5歳から本格的に柔道を始め、福岡にある「善柔館」というチームで練習に取り組んできました。

一言で言うなら、ここは日本一の場所です。「善柔館」のOGであることを私はいつも心から誇りに思っています。

決して、日本1を取るような強いチームではありません。ただ、「心」の部分は日本1であり、人として成長できる場です。

柔道の強さや試合での結果は全ての生活や日頃の行いが関係してきます。これは柔道に限らず、スポーツ全てにおけることだと思います。

「運も実力のうち」という言葉がありますよね。これは確かにそうです。でも、「運」を惹きつけるための行動を日頃から行なっていたからこそ、「運」がつき、結果として現れるのです。

くどい言い方をしたのでもう少しわかりやすく話します。

練習や試合が終わった後、ゴミを毎回集めて会場を綺麗にして帰る選手がいたとしましょう。やはり、その行動を見ている人は見ていますし、その日頃の素敵な行いこそが、「運」を惹きつける行動になっています。

「善柔館」の子供達は着てきたものを綺麗にたたみ、バックにしまい、チャックをしめ、1列に綺麗にバックを並べます。靴は全て揃えて、丁寧に練習場や試合場の片付けをし、ゴミを拾い帰ります。

そして、「柔道」をさせてもらえる環境に感謝をし、両親にも感謝を伝えます。

柔道だけでなく、学校生活や勉強をおろそかにすることは許されず、その人として当たり前のことを徹底できるようになります。

「残り30秒、試合できつい時最後勝ち切るためにはこの日頃の行いが重要。最後に負けるのは日頃の行いが悪いから」

幼い頃から何度も言われてきた言葉。靴が1つでも揃っていないと練習はさせてもらえなかった。

嘘だと思うだろうけど、本当に日頃の行いは試合に影響します。

ここぞと言うときに私が勝つことができたのは「日頃の行い」によるものだったと思っています。

センスが全くない私が勝つために選んだのは「日頃の行い」でした。

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、できない大人や大学生が大勢います。私も今まで、使った場所はきれいにして帰ることや練習場所をきれいな状態にして練習に取り組むこと。

そんなこと当たり前で、みんなできるものだと思っていました。でもそうではない世界がありました。

そんなの結果には繋がらない、練習だけしておけば強くなると考えるているチームもあるのが事実です。

私は幼い頃に「善柔館」という素敵な場所で人として、柔道競技者としての「心」の部分を厳しく教わりました。本当にここで柔道ができ、この価値観を形成できたことはとても良かったと思います。

先日福岡県の団体の県大会があり、「善柔館」が県で優勝しました。ずっと目指していた県での優勝。何十年ぶりの団体全国。とても嬉しかった。

ただそれ以上に、表彰式で名前を呼ばれた瞬間大きな声で返事をする姿。会場のゴミを拾い、応援してくれた方へ感謝の言葉を小学生なりに考え、伝える姿。

本当に嬉しく、誇りに思いました。何年経っても大切にしてくれている「心」

こういうことができるからこそ、勝てるんだろうな、強いんだろうなと感心しました。

日頃の行いは必ず試合に出てきます。試合のラストや苦しい時に負けるのは日頃の行いが悪いから。最後救ってくれるのは自分自身の日頃の行いだと思います。

もちろんここには、日頃の努力や練習の姿勢も入ってきますが、柔道以外の面も必ず入ってきます。

この「心」の部分は競技から離れた現在でも多くの場面で活きていると実感しています。

「善柔館」という素敵な場所で人として大事なことを学べたこと。本当にありがたい素敵な時間だったと思います。心から、ありがとう。





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