正論おじさんが対抗するには理論武装が足りなかったのでは?
こんばんは、水無瀬レオナだよ。
今日こそ動画を出すぞ!!って言いたいところなのですが、悲しいことに出せません!!なのでなんらVtuberとは関係ない話でもしてお茶を濁すことにしましょう。
正論おじさん?は暴論を言っているのか?
みなさん、正論おじさんってご存知ですか?
ワイドショーで取り上げられたりしている89歳のおじさんが歩道上に出ている旗や看板を撤去して回っているとして話題になっていました。
Twitter上でもこの方の言うことは正しい、商店街が悪いという意見、おじさんのやることは正論じゃなくて暴論だ、と意見が分かれているようです。
テレビの報道だけなので本当のところと言うのはわかりかねる部分もありますが今ある情報から判断すれば、意見が分かれるのはこれが二つの問題が一つになって議論されているからだと思います。
一つは法律的な問題、もう一つが感情的な問題です。
私はどちらか一方がおかしいのではなくてお互いが相手の土俵で話をすればなんら問題なかったのではと思っています。
話がこじれるのはだいたいがこの二つが分離して扱われず、混じってくるときなのかなと思います。議論するときに一方は法律論を一方を感情論を説きだすとまあ間違いなく話はこじれます。今回は商店街側は経済的な主張のようですが、感情論としたところはまあ法律によるルール以外のところの話と思ってもらえればいいのかなと。
このおじさんは、道路交通法を盾に歩道上にものを勝手に置くのは違法だと言っている。
一方商店街は、おじさんが言っていることはわかるが毎日来られると営業に差し障る。商店街の活気がなくなってきたと経済的な観点での主張になっています。
こうなると平行線になりますよね。
ではどうすれば避けられるかと言えば同じ舞台で戦うことでしょうね。
おじさんはどうすれば理解を得ることが出来た?
おじさんの側で考えて見れば、まずは法律論であれば、おじさんに理がありますからそこは置いておくとしましょう。
次に経済的な面では、少し不利だと思います。おじさんは営業妨害にならないようにすることを約束する。その時にのぼりなどを出さないと約束させる。もちろん何等か証拠は押さえたうえで。
そうしておいて実際におじさんがそれを履行し(もちろん客観的な証拠も用意しましょう)、それでも旗を出していたのであれば商店街側の不誠実が際立ちますから世論も形成できるというものです。
今回おじさんが叩かれるとすれば問題は2点あるようです。
ひとつは自分が法律を守っていない恐れがある点。もうひとつは杓子定規に法の適用を求めている点。
一つ目については「法治国家だから法を守らなければならない」といって自分を正当化されているのですが、見ているとこの方も法を破っているんじゃないかと思う部分もあります。
看板を雑に扱って壊れていたりしたら器物破損でしょうし、抗議するために必要以上に店舗内で騒ぎ立てるのも威力業務妨害罪に問われないのでしょうか。
まあ、私は法律家ではないのでその辺は詳しくはありませんが、法を守れと法を破るダブルスタンダードでは理解を得られないのは当然なのかなとは思います。
もう一つについては、少しでも出ていると文句をつけている点。これは法律的には問題がないのですが、感情的な面でそこまでしなくてもとなります。そもそもおじさん自身も視覚障碍者用の点字ブロックにかかったりすることがいけないという趣旨で説明していたのでその点突かれると弱いです。出来ればそこまではしない方が良かったのではと思います。
理論武装をするということ
結論ですが、正義を主張するのであれば理論武装をしっかりしましょうという話です。これは、筋が通っているということももちろん含みますが、大衆に訴えかける感情的な面でも武装をしっかりするという意味で使っています。
これを実行するにはまずは相手の主張に立ってみること。自分が法律面での主張であれば感情的な主張の正しい部分はどこだろうか?と考えること。反対でも同じことです。相手の主張の弱い点を考えるのが必要なのだと思います。自分の主張だけを一方的にしないこと。これは自戒の念も込めて。
長々と語ってきましたが、まあ映像を見る限りそんなことを聞くタイプの人間ではなさそうですがww結構感情的になりやすそうな方でしたね。その点はまた違う部分で共感が得られにくい原因になっていますがここではお話しないでおいておきます。
それでは今日はここまで。今度こそ次の動画でお会いしましょう。次は動画を出せるはず…
さようなら!!
バーチャルYouTuberを嗜んでいます。 普段は動画を作っていますがこぼれ話を少々いたしたく