学園アイドルマスター プレイした所感

学園アイドルマスターをプレイしました。事前情報のキャラデザと楽曲を見ただけではあんまりティンと来ていなかったので、Xの盛り上がりについていけるかな〜ぐらいのテンション感だったのですが、一通り各キャラプロデュースと、初星コミュも読んだら結構愛着が湧いてきたのでファーストインプレッションを雑にだらだらと書き残していきます。

Trueはことねと清夏を見ました

楽曲について

学園アイドルマスターは楽曲がスゴい!という話が出るたびにスゴいってなんやねんってなっていて、まあ確かに個人的にも凄いと思うんですが、少し音楽かじっている人間として僭越ながら何が凄いのか考えてみました。

まず話題としてスゴいと言われているところの表面上は「有名コンポーザーがたくさん関わっているから凄い」というところがかなり大きいのかなと思います。有名コンポーザーが関わっているから物が良くなるかと言われると、結構求められている手癖でなんとなく作ってアンマッチなものが出来上がってくることも予想されるので、割と微妙だと思います。学マスも、最初楽曲だけ聞くとあんまりピンとこない部分も多かったのでそのタイプかなとも思ったのですが、ストーリーまで一通りやった後に聞くとやはりかなり全体的によくできているなと思える楽曲ばかりだなと思いました。

客観的に凄いといえるなというのは予算感で、実際にどのくらいの予算が掛かっているのは想像するしかないのですが、YouTubeのMVの概要欄を見るとMV自体や生演奏レコーディングにもかなりの人数が関わっていることがわかります。

最初からミュージックビデオや生演奏が入ったオリジナルソングがこんなに潤沢にあるという状況はアイドルマスターではなかったことで、ソーシャルゲームの高い収益性がなければ実現できなかったと思うので、ガチャも悪い部分だけではないのかなと思う次第でした。

好きな楽曲

どの曲が良かったかみたいな話はTrue Endまで見た後かどうかとかで結構印象変わってくると思うので、あんまり見えるところに残しておくのもどうかなという前置きはおきつつ、良かった曲の話。

Fluoriteは楽曲だけでいうと好きだけどおっちゃんヤスタカフォロワーだから結構聞き飽きた感もあるな〜と思っていたのですが、なんやかんや抜群の完成度で、MVもリリックも歌もととにかく素敵で、暫定一番印象に残っています。

監督の方のコメントも素敵だ〜

一番最初の楽曲だけでいうと個人的なファーストインプレッションとしては光景、Wonder Scaleが特に印象に残っていましたが、やはりストーリー一通りやったあとに曲聞くと、違った味わいがあるというか、各曲ストーリーの内容に沿っていて、楽曲単体ではピンとこなくてもキャラクターの理解が進んだ後に聞けば愛せるポテンシャルが十分全曲にあるなと感じました。どうやって制作進めてるのかは気になりますね。

Tame-Lie-One-Step、光景などはボーカルの音程感が合っていない状態でパッケージングされていて(とくに「白線」はかなり攻めている)、それが意外と嫌な感じがせず噛み合っているのも面白いなと思いました。

キャラクターについて

今のところ藤田ことね、篠澤広、倉本千奈、葛城リーリヤが気になるな〜と思いました。って全員ロジックやないかい。

藤田ことね

サービス開始前のビジュアルだけ見ても一番気になるキャラクターでした。一方、楽曲提供がHoneyWorksさんだったので、もしかするとNot For Meな感じかな…とも思ったんですけど(HoneyWorksさん自体はリスペクトしているのですが、ひねくれ・オタクのおっさんなので…)、八重歯出しながら「くふふ〜w」ってニヤついてくれるキャラクターで全然癖でした。親愛度コミュ後半の湿度高めにべたべたした感じの多幸感もやばかったです。

かわいい

ストーリーの合間に差し込まれる3Dのモーションがとにかくかわいい!縦画面の良さがめちゃくちゃ活かされているなと思いました。
ことねはめちゃくちゃ才能が凄い子ですが、成績が出ずに苦労した中等部時代の経験や家庭環境からか、劣等感や庶民的な金銭感覚を持ってそうな感じも親近感が湧きます。
放っておいたら過労になるまでバイト詰めたり周りに愛想振りまこうと頑張ってしまうタイプっぽく、体重も156cm/40kgとかなりガリガリで意外と危うい雰囲気もあります。

初星コミュでは振り回されポジのことね

初星コミュの信号機メンバーの絡みもいい感じで、色んな表情が見れてありがたい!サポートカードの手毬の教育方針について語るやつも良かったです。
お金大好き♪っていうキャラクターは一周回って有名になりたい!みたいな欲求より清潔感のある記号になったんだな〜と実感しました。

篠澤広、倉本千奈、葛城リーリヤ

まだTrue Endまで見れていないのであんまり書かないようにしようと思いますが、「アイドルに向いていない」という設定のキャラがこんなにいるんだというのがまず結構驚きでした。

その他のテキストについて

莉波お姉ちゃん…

最初のコミュってキャラクター説明的なところが大きくてあんまりテキスト自体を楽しむということを思い返すとあんまりしたことがないなと思うのですが、学マスはテキストがちゃんと面白い!

πタッチができなくなっているのは配慮だな〜と思いつつ、Pの性別が明らかに男性っぽい感じなのは意外でした。

初星コミュとプロデュースの親愛度ストーリーは別の世界線の話っていうのをXで見てなるほどと思いました。群像劇っぽいのは初星コミュでやっていって、キャラクターについての内面を深堀りするのはIFストーリーでやる感じ。今までのアイドルマスターってどうでしたっけ?デレステとかはアニメ以外にメインのストーリーみたいなのがないのか。

ゲームシステムについて

Slay The Spireの全実績解除するまで遊んだのでデッキ構築みたいなゲームシステムは慣れていて、最初はそんなにカードが多くないのもあってあんまり時間が掛からずにすぐ攻略方針を立てることができた気がします。

ただSlay The Spireっぽい醍醐味があるかというとやっぱり別物という感じで、プレイングというよりかはカード性能がやっぱり重要で、1ターンにめちゃくちゃカードをプレイしたりするのとかは、他のプレイヤーとスコアを競い合う側面もある以上できなさそうなのでなかなか調整が難しそうだなと思いました。

ルイボスティーをがぶ飲みして好印象が溜まったら寝てる藤田ことねの絵がXでめっちゃ回ってきてウケましたがこういうおかしいやろ!wみたいなツッコミどころを作るところまでがデザインだったりするのかな。

シャニマスやウマ娘に比べると1プレイが比較的短く、レッスンと試験がほぼまったく同じシステムなのも潔いなと思いました。

リセマラについて

まず結構持っているカードでプレイの難易度が変わってしまうので、リセマラをどこまでするかで迷いました。最初って、ゲームシステムもよくわからない、キャラクターのこともよくわからない、そこまで入れ込めるかどうかもわからない状態なので、その状態で何をもって初期状態決定としていいのかを決定するのは結構難しいな〜と思いました。

先生が人権みたいな話も出ていたが、最初はどういう方針でいくかによって解が変わってくる上、あんまり鵜呑みにもできないなと思いました。先生がめちゃくちゃ現状クリア安定に役に立つのは間違いなさそうですが…

逆に自分が今戻って引き直せるならどうするか考えたところ、個人的には負担少なくTrue Endが見れたらいいな〜という気持ちがあったので、そこから逆算すると千奈が一番攻略難易度としては高くなりそうなので、P-SSR千奈を引ければよかったなとも思いました。

おわり

「光景」に出てくる小動物←何?

事前情報の感じからするとそろそろついてけへんかな〜とも思ったのですがなんやかんや楽しめるところがたくさんあってよかったです。結構周回しないといけないのは大変ですができるだけ色んなキャラのTrue Endを見たいな〜と思っています。

あ、ブルアカもちまちま追っています!白亜の予告状のコミュをわくわくしながら読んでからもう1年も経つんですね…おそろしや…

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