温泉のマナー

お盆だし、たまには文章を書いてみたいと思います。

今、お盆なので帰省している方や、お盆休みでちょっと遠出して温泉まで…なんていう方もいると思います。

私が住んでいる県は温泉が多いところで、家から車で10分程のところに温泉街があります。有名でない超ひなびた温泉街ですが、地元の人は1万円ちょっとで年間パスを買える温泉もあるので、風呂沸かすより楽だし、疲れも取れるんで、年間パスで毎日温泉に行ってます。

自分が行ってるところは、温泉、冷泉、露天で構成されてます。露天は目の前が川、ちょっと目をやると田んぼ、そして山でどこにでもある景色なんですが、月の晩なんかは風情があっていいです。雨に濡れながら入る露天もなかなかいいです。台風の日なんかは誰もいないので、すさまじい雨と風、雷のなか、露天で雨にさらされながら裸で仁王立ちして、自然と一体気分を味わったりしますwそんなときはちょっと興奮して、愚息が元気になったりするんですよね…。そうなるとひと目が気になり、落ち着くまで温泉の方へ戻ることは不可能なのです。恐るべし台風。

そんなことはいいとして、普段は常連ばっかりの温泉も、この時期はいろんな人が来るんですが、温泉に入るときのポイントをいくつか

まず、いきなり湯船に入らない。埃や汗なんかが体についてるわけです。すこしでも湯船を綺麗に保つために2,3度、洗面器で体を洗い流してから入るといいでしょう。ちなみに私はいきなり湯船に入らず、まずシャワーで体を綺麗に洗って、座椅子に座ってセッケンで体も洗って、シャンプーもして、ヒゲも剃って、完全にスッキリした状態で湯船に浸かります。体は洗ったので、後顧の憂いなく、20分でも30分でも心ゆくまでストレッチをしながら温泉にはいったり露天を楽しんだりできます。先に体を洗うと、後は湯を存分に楽しむだけと言う状態がいいんですよね…。給食などで先に嫌いなものを食べて、あとは好きなものを存分に楽しむっていうのに似てるかもですw

シャワーのところで体を洗うわけですが、石鹸の泡が飛び散ったりしているはずですから、最後に必ず綺麗に洗い流しましょう。温泉は年寄りが結構くるんで滑って転んだりするかもしれないわけです。子供なんかも滑ったりしたのを何度も見たことがあります。

小さい椅子に座って体を洗うんですが、当然その椅子も最後はシャワーであらいます。次の人が心地よく使えるようにしましょう。もちろん、椅子をそのままにしておくと通行の邪魔になるので、できるだけシャワー側にくっつけて離れるのも忘れずに。洗面器の中もシャワーですすいでください。その後、所定の場所へ置いておくといいです。

それからタオルは湯船につけない。どの温泉もおふろセットを置くスペースはあるので、そこにタオルとおふろセットは置いてから湯船に入ると良いです。

最後、風呂からあがるとき、シャワーで体を洗い流すのもポイント。温泉の成分によってはちょっと服に色がついたりする事があるかもしれません。シャワーは真水ですから、細かい粒子を洗い流してくれます。これでバスタオルや服が変色したりしなくなります。

また、シャワー後はしっかり水分をとったカラタオルで体の水滴を拭き取ってから上がりましょう。びしょびしょのまま風呂から上がって、更衣室を水浸しにする人がたまにいます。子どもや年寄りは転ぶかもしれないし、びしょびしょの床は清潔感がないです。

それからバスタオルで体を拭き取るんですが、体の下部から拭き取ると、上の方から水滴が垂れて時間がかかるので、体の上から拭いていきましょう。そうするとスピーディー。

小さい温泉に入るなら、人も少ないので、入る時、先客に「こんにちは」などと声をかけてから風呂に入るといいかもしれません。とまあこの辺をやっておけば、温泉検定(そんなのないですが)2級レベルですね。

さらなる高みを目指したい?それはまたいつか伝授するとしましょう…。それではごきげんよう。

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