#문빈_가수해줘서_고마워
6月6日。今日で四十九日。
痛みと悲しみと愛と寂しさと、すべてを忘れないようにあの日とそれからのことを記録しておくことにしました。
私はスングァンペンで、ロハの方にとっては物知らずで不用意な言葉選びをしてしまっているかもしれません。また、感情をそのまま文字にしている部分があるので、読んでつらくなりそうな方はこの先に進まないようにしていただけたらと思います。
以下、記事体裁もぐちゃぐちゃの日記のようなメモ。
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2023.04.20
ライブから帰ってきた日、高揚した気持ちで眠りにつこうとした夜だった。
私は彼のほんの一部分の、さらに断片的なことしか知らない。それでも出ているバラエティやダンス動画、ステージの映像は何度も見たし、名前をきくと嬉しくなる人のひとりだった。そんな人が急にいなくなった。
最初は ”passed away” と書かれた英語のツイートをみて、え?なんでこんなフェイクニュース?と思った。海外の記事だったから信憑性のない、ただのアンチ記事だと思った。でもどうやら韓国のメディアも報じていたようで、Twitterではみんなが混乱していた。眠れなくなった。嘘だといってほしかった。午前2時半ごろ、事務所からお知らせが出た。嘘じゃなかったみたいだった。それでもやっぱり全然信じられなかった。すごく明るくて健康的なひとだというイメージがあったから。でも、そんなイメージなんて、今思えば何の意味もないに等しい。どうやら少し前に体調を崩していたようで、メンタルも万全ではなかったのかもしれなかった。わからない、こうだとは言い切れないし、彼に何があったのかすべてを知ることはできない。だけど彼がいなくなってしまったということは、事実として今ここにあった。前も同じような痛みを味わったのにまた? お願いだからもうだれもしなないでほしい。でも苦しみを抱えていたのだとしたら、それを解決できるのは私ではない。それなのにしなないでほしいと止める権利が果たしてあるんだろうか。あまりにも無力だと思った。芸能の世界で生きる人を応援するということはある意味で虚無だ。
悲しい。あまりにも。
私でさえこんなに胸が痛いのに、家族やメンバー、友達、同僚、幼馴染、みんなどれだけ悲痛だろう。こんな時でも仕事をしなくちゃいけない人もいるだろう。笑わなくちゃいけない人も。どうかゆっくり向き合う時間があってほしいと願うことしかできない。
もしかしたらこれまでのようにはアイドルを応援できないかもしれない、と思った。みんながこちらを元気づけてくれたり苦しみから救ってくれている向こう側で、アイドルが抱えているものの本質に私たちは絶対に近づくことができない。それをわかっていながら応援を続けることが果たして良いことなんだろうか。
ちょっとわからなくなってしまったかも。
長い一日の中、混乱の中でこんな言葉をみた。確かに隠していた気持ちや辛さ、抱えていた苦しみがあったとしても、私たちの応援に対してステージで見せてくれた笑顔は本当だったしそれまで辛い思い出に変えてはいけないと、彼らに対する愛のすべてが負になったわけではないと。それに対して、「彼を追い込んだのは私たちだったのかもしれないと考えていました」とコメントしていた人がいた。涙が出た。みんな愛をあげるのに悪意なんかひとつもないのに。やさしい人たちがどうか真っ黒に押しつぶされてしまいませんようにと願う。
ムンビン、本当にお疲れ様。いつも太陽のようにみんなを笑顔にしてくれて、月のようにみんなに優しく寄り添ってくれて、ありがとう。ただゆっくり休んでください。
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2023.04.21
感情がひとつ壊れてしまったみたいだ と思う
何食べても同じ味がするし
話しかけられても面白い返しできないし
良くないとわかっているけど沈むのが止められないのはどうしたらいいんだろう
慣れとかない 当たり前だけど
セブチのカムバをどうやって迎えたら良いのかわからない
スングァンが笑ってても泣いててもたぶん苦しい
本人はもっと迷っているかもしれないし
事務所のひとたちだって正解はわからないだろう
キーくんのことばに少し慰められた思いがする
どうか今は幸せでいてほしい
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2023.04.24
あまりうまく眠れずにいる
1時間か2時間おきに起きては泣き、SNSをみてまた眠る
3年前とはっきり違うのは、彼の写真や動画を検索してみようとしているところだと思う
前の時は、ぜんぶ無理になってしまって、それこそJ-POPを聴くのもつらかったのだけど
今からでももっと知りたいと思っているからなのか
スングァンがASTROメンバーや家族、友人と一緒に手紙を残しにいったみたい。「また会ったときは抱きしめてね」という言葉で胸の奥がぎゅっとなった。みかけた人たちが、笑顔だったと伝えてくれたのが救い。本当に、まわりの人たちと寄り添ってたくさん時間をかけて気持ちを癒していってくれたらと願う
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2023.04.25
夜中、ひどい寝汗で起きた
これも前と同じ……しばらく続くだろうか
サナからのメッセージがつらすぎてもうだめだ
スアちゃんの「たくさん泣きすぎたからもう泣かないね」も、本当に……
ウジくんがインスタにコメントしていて
ビニがいつ音源ででるのって言ってたオットンミレを会社と喧嘩してでも誕生日にもってくるねと約束してて、ビニみたいな弟はいなかったしこれからもいないよ、といっていて、恥ずかしくて表現できなくてごめんねといいながらこうして公にメッセージを残してくれたこと、他にも傷が深くのこっているたくさんの人たちにもとてもあたたかく響くだろうなと思って涙が止まらない
近しい人が公式にコメントをしなきゃいけないみたいな空気にはならないといい
確かに救われる子はたくさんいるだろうけど
自分を一番大事にして、負担に思うようなことが少しでもあるなら何にもしないで、
スングァンのしたいようにしてほしい
いつの間にこんなにいとしく思っていたんだろう
アイドルを応援することに迷いがでていたけど、自分でも矛盾してるなと思う
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思い出した。
「大豆田とわ子と三人の元夫」のオダギリジョーのセリフに救われたんだった
ひとこと、ひとこと、もういちど噛み締める。
「ごめんなさい、初めて会った方にこんなこと」
「全然変な話じゃないですよ、好きな人の話をしてくれてるんですよね」
「あいつのこと忘れちゃってた、また一人にさせちゃった、って思います。誰にも言えないし、すごい孤独です。こんなんだったらそっちに行ってあげたいよって思います」「みんな言うんです、まだ若かったしやり残したことがあったでしょうね、悔やまれますよね、残念ですよね」「だったら私たち、大人になんてならなくてよかったなって」
「人間にはやり残したことなんてないと思います。過去とか未来とか現在とか、そういうものって時間て別に過ぎていくものじゃなくて、場所っていうか別のところにあるものだと思う」
「人間は現在だけを生きてるんじゃない。
5歳、10歳、30、40。その時その時を懸命に生きてて、過ぎ去ってしまったものじゃなくて、あなたが笑ってる彼女を見たことがあるなら、今も彼女は笑っているし5歳のあなたと5歳の彼女は、今も手を繋いでいて、今からだっていつだって気持ちを伝えることができる。
人生って小説や映画じゃないもん。幸せな結末も悲しい結末もやり残したこともない。
あるのはその人がどういう人だったかっていうことだけです。
人生にはふたつのルールがあって、
亡くなった人を不幸だと思ってはならない。生きてる人は幸せを目ざさなければならない。
人はときどきさびしくなるけど人生を楽しめる。楽しんでいいに決まってる」
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最期の記憶だけが彼の人生のすべてではないし
そんな印象になってしまうのはかなしい
そうだよね
辛かったことも、苦しんだことも、でも笑ったことも、楽しかったことも、全部あったんだよね
きちんと記憶して、ときどき取り出して、また会えるように
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2023.04.26
まだ1週間しか経っていないのか
シンビが体調を崩してスケジュールキャンセルしていると聞いて、胸が痛くなる
幼馴染を20代でなくすって、どれだけつらいだろう
昨日は文明特急をもういちどみていた
スングァンの
「来年またみんなで集まってシーズン3を観よう」
という当たり前のように発されたことばが突き刺さった
夜、作家のイジョンヒョン氏がSNSにこんな投稿をされていた
「初めて聞くお願いだった。友達に僕の本の中から、1冊をプレゼントしたいと。でも、もうここにはいないって。考えて文章を書くのが好きで、僕の文章を一緒に読んだりしたという。」
本を贈ろうというスングァンの思い、ムンビンへの思いが凄く溢れていてなんて素敵な友達をもったんだろうと羨ましく思う
「花と文は私を救ってくれたから」という「明日は明日の日が昇るけど、今夜はどうしよう」の一節を思い出す
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2023.04.28
スングァンがミューバンのサノクに参加したみたい
生放送はお休みらしいけど……
ゆっくり、自分のペースでやってくれたらいいな
IUのDear nameを聴いていた
パレットでSHINeeがカバーしていたのを知らなくて、みたら本当に……言葉にならなくて
キーくんたちの言葉も、メンバーやスングァンたちの助けになるといいけれど
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2023.04.28
スングァン Instagram
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2023.04.29
ひとしきり泣いた後、もうこれからは泣くのはやめようと思ったところでシンビとオムジの手紙をみてまた泣いてしまった。「おじいちゃんおばあちゃんになるまで一緒に歳をとっていくと思っていたのに、私だけ歳を重ねていくんだね」というシンビのことばが胸につきささる。本当に、それがすごくつらい。思いだす25歳の彼からずっと、それ以上大人にならないままというのが……。
オムジの「これからも一緒にいよう」という言葉も響いた。彼女たちは表にたつ人たちだから、どうしても前向きなことばを選んでしまうだろうけど、心の奥底ではまだ暗い気持ちがくすぶっているかもしれないし、そう考えると胸が張り裂けそうだ。だけどこれ以上わたしが感情移入したって彼らの気持ちが軽くなるわけではないから……という気持ちもぐるぐるする。だけど、だけど。やっぱり悲しい。
わたしがビニの素敵なところをこんなにたくさん知ってるのは、スングァンがたくさん教えてくれたからだよ。好きな人の好きな人のことを知れてとても嬉しかったし、ふたりが楽しそうにしているのを見るのがとても幸せだった。
楽しい気持ち、嬉しい気持ちは分け合うと倍にもそれ以上にもなるのに、悲しい気持ちはなんで分け合って半分、それ以下になってくれないんだろう。あなたの背負っているものをすこしでも軽くしたいだけなのに。どうか、おいしいものをおいしいと感じられるように、夜ぐっすりと眠れるように、好きな歌をのびのびと歌えるように、そんな1日をあなたが過ごせますように。この願いがどうか届きますように。
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2023.05.19
1か月が経った。しばらくSNSの更新がなかったスングァンが良く晴れた空の写真をWeverseにアップしてくれた。それだけで涙がでそうになった。
昨日のペンミでも笑顔をたくさん見せてくれて、ファンがいったいどれほどの力になれるのかはわからないけど、12人の仲間がそばにいることが凄く大きいだろうなと思った。こうやってお互いたくさん会いながら、話をしながら、過ごしていけたらいいな
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2023.05.20
国際フォーラムに献花をしに行ってきた。シンプルな設営だったけど花の用意も人の用意も大変なことだと思うのに、こういう場を設けてくれたことをすごく有難く思った。みんな泣いていた。なにかひとつの区切りになるだろうかと思っていたけど、やっぱり今も信じられないままだ。
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2023.05.24
明け方に目が覚めてインスタを見たら、スングァンが月と星の写真を投稿していて、写真からこんなにも恋しさがつたわることってあるのかとベッドの中で泣いた。
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2023.06.05
明日で四十九日。いちにちそのことばかり考えていた。
スングァンがFantagioを訪れて手紙を残していったみたいだった
「だんだん時間が経てば大丈夫になると思ってたのにそれは違うみたい。ウンもそうだって。君なしで平気で生きるより、平気じゃないまま生きていく方がましだって。」
という言葉が、そのとおりなのかもしれないと思った。この痛みを忘れることの方がつらい。
たぶんこれからもずっとそう。
どうか夢でスングァンとビニがたくさん会えたらいいな。
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とりとめはないけれど、感じたこと考えたこと、励まされたこと忘れたくないことを当時の記憶のまま。時折見返しては泣いたり笑ったりできたらいいな
あなたの大切なひとのことをわたしも大切に思っています。ずっと。
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