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16年目アイドルSHINeeの東京ドーム公演をまだ引きずっている


2024年1発目だったテイラースウィフトの素晴らしいライブを経て、同じ月、ふたたび東京ドームに足を運ぶことになった。行こうかな、どうしようかな、とふわふわ思っていたのだけど、行けるなら行ったほうがよくない?と気づいてからチケットを確保するまではすぐだった。かくして1週間前に参加を決めたSHINeeドームコン。ツアーファイナルという位置づけではあったものの、アリーナとはセトリ変えてくるだろうな~なんて思いながら、代々木で初めて使った日本公式のペンラの発光が凄まじく綺麗だったからまた使えるの嬉しいな~、と呑気にその日が来るのを待っていた。

2月24日、わたしは楽しみにしていたそのパールアクアグリーンの光の海の中にいた。開演前、VCRが流れるそのときから会場がSHINeeカラーに埋め尽くされて、とてもとても美しかった。席が3塁側の中間だったので、メインの奥まっているスクリーンが見えず(これが後に慌てる原因になる)、なにやら巨大な橋みたいなのが降りてくるのがわかって(なんとこれがスクリーンだった。メインスクリーンが前に倒れてくる演出。凄すぎる)、この向こうから現れるんだなと気づき、途切れない歓声が段々と大きくなるのを聞いているだけで鳥肌だった。彼らの初ドームのオープニングを映像で何度見ただろう。そのときこの場所で熱狂していたファンが今ここにどれだけいるかはわからないけれど、確実にいるその人たちのことを思うともう泣きそうだった。そうしてスポットライトがあたった3人の姿はとても美しくて、白い衣装が良く似合っていた。もしかして、と思ったら初東京ドームの登場時の衣装に似せたことをMCの時に話していて、めちゃくちゃ好きだと思った。

最初のSherlock(Clue+Note)から畳みかけるパフォーマンス。ここで挨拶かな?と思ったらまだ曲が続く。めちゃめちゃ踊ってるのに声もまったくぶれないし(被せがあるのはわかってますが)、さすがという言葉では足りないくらい圧倒的プロ集団の方たち……。ステージの構成からムービング使うのかなと想像していたら、さらにバックステージまでしっかり使って本当にこの2日間のためだけにここまでやってくれるなんてとびっくりした。メインステージ+ムービングステージ+バックステージ(変形・回転あり)+リフト+トロッコ2回?3回?で、ドームはこう使うんだよ!!!のお手本みたいだった。ハイブさん、聞いてますか?


大好きな曲が聴けて嬉しかった。懐かしい曲をやってくれて泣いた。昔からのシャヲルじゃなくても、知ってる曲ばかりだった。掛け声も自然とできた。いろんなところで私はSHINeeに触れていたんだなあ、と思うのと同時に、15年ってすごい、と改めて思った。歴史も重みもあるのに、今もこうやって最前線に立って輝いてくれるのは普通のことじゃない。テミンくんが「皆さんがSHINeeを守ってくれた」と言った。それは間違いではないだろうし胸に響く言葉だけれど、SHINeeを守ってくれたのは何よりメンバーたちで、チームスタッフやファン、数えきれないくらい多くの人たちの思いが、お互いの信頼関係がここまでみんなをつれてきてくれたんだなと思った。
久しぶりのドーム公演ということでちょっと予想していたけど、やっぱりメンバーが泣くと心がぎゅっとなる。最後のメントでテミンくんが言葉に詰まったときは胸が痛んだ。オニュくんのことについて言及したのがとても久しぶりなような気がして、言葉にしてくれたことでそれが必ずかなう未来のように思えた。

あまりにも揺さぶられたので1日目が終わって急いで2日目のチケットもとった。このセトリで、この気持ちで観られるのは今しかない!ってもう迷いなんかなかった。そしたらまさかのセトリ変えでアンコールにDazzling Girl!だいすき!! MCも1日目と違う話たくさんしてくれて楽しかった。
テミンくんに靴買ってあげたミノ「末っ子だから」←激甘だけどギリわかる
キーくんに来月ぼく誕生日だよと言われたミノ「知ってるよ」←わからない

ちなみに1日目のサプライズの色スローガンは、メインのスクリーンが見えなかったせいでタイミングをすっかり逃してしまい、「え!みんな掲げてる!合図あった!?」と思いながらあたふたして出したのでちょっと乗り遅れた感が否めませんでした。それでもやっぱりあの演出は感動する。2日目はタイミング掴めたし照明もメンバーが見やすいようにしてくれていて良かったです。キーくんが「SHAWOL♡SHINee」の♡を「ラブ」と読んでくれたの好きすぎるなと思った。

ミノが顔を覆うようにして涙を溢していたのがすごく印象的だった。それほどあの光景は彼らにとって大きな記憶であり象徴なんだと思った。テミンくんが「ミノさんもファンの皆さんの前で泣けるようになったんですね~」と言ったらキーくんが間髪入れずに「歳だよ、歳」と茶化していて、日本人よりコミュニケーションが上手い…となぜか落ち込んだ。もうなんも勝てん。

2日目、キーくんの最後のメントが本当に綺麗な言葉だったので残しておく。「皆さん、今日は最後までありがとうございました。一緒に歌ってくれて、踊ってくれて……こんな瞬間がくることも僕は楽しみにしてたんですけど、一緒に昔の曲を聴きながら、応援の方法とか、一緒に歌ってたフレーズとか、いつかほんとに……懐かしいとか言いながらそれを歌うことが、踊ることができるその日がくるのかなって思った瞬間もあったんですが、それが美しく事実になって嬉しいです。ありがとうございます。そして、ドームまでくることに時間がかかってほんとにごめんなさい。今からは、日本でツアーをまわること、ドームに立つこと、皆さんが応援してくれたら自然にできるように、韓国でも世界のどこでも、日本でも、やりたいと思いますので、今まで!ありがとうございました、し、今から!よろしくお願いします。皆さんそれでは、この次のライブで、昨日会ったみたいに、自然な雰囲気で、会いましょう!ありがとうございました」

「昨日会ったみたいに自然に」って言葉、もう今は軍隊もコロナもなくなってたくさん会えるようになったから(1日目のお言葉より)、今回みたいな感動的な演出も素敵だけど、ただ普通に会えるよ、これからもずっとそうやって楽しもうね、っていうメッセージに聞こえてすごく嬉しかった。「特別」じゃなくて「自然なこと」にしてくれることがこんなにうれしいと思わなかった。

テミンくんが叫んでくれた「ただいま」も、キーくんが言ってくれた「行ってきます」も、ここが約束の場所だと感じさせてくれる大事な言葉で、なんてしあわせな関係だろうと思った。SHINeeのこれから、私も一緒に歩かせてくれませんか……どうか……というバカデカ感情を抱えたまま帰宅し、さらに膨らみ続けてもう1週間以上たちました。
そこで急に出た、テミンくんがSMと契約更新しないという報道。オニュも契約満了と。キーくんが「(事務所を)出るときは一緒に」って言っていたのがつい最近のことだったのに…?と思いながら、みんなが決めたことならだいじょうぶだよね、と信じられる気がした。彼らとシャヲルの関係はとても眩しくて心強いものだから。そう思えるドーム2日間だった。

それにしてもReplayで衣装替えしてでてきたときのキーくんのハーフアップ美しかったな……。声出たし、会場全体もざわめいてたもん。あとシャネルのピアスが左右で「CHA」「NEL」になってるのめちゃカワだった。パールがよく似合うこと!

これまでしゃいに(とキーくん)のコンテンツは茶の間でそれなりに追ってきたけど、改めて見直さなければ~~~という気持ちになっています。4/14のキーくん出演の合同コンのチケットもとっちゃった。ON: AND ONの日本公演も待ってます! SM頑張って!!!!!


手当たり次第に見返していたコンテンツの中で見つけた
良すぎる字幕
「僕どうしてこんなに桃みたいなの?今日?」
キーくんが世界!!!!


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