妊活日和-妊娠から流産手術までの体験記2-

前回の記事で、妊娠して流産手術が決まるまでを書きました!ので、今回は手術前日から手術の話を書きます。

先にネタバレですが、流産手術中に目が覚めてしまったので、途中の激痛の内容も書いていきます!!!!

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◼️手術前日の夜
いつもより少し早めにゆっくりとお風呂に入って、リラックス♩
こんな日も、しっかりと体を労わる事が大事なのだと信じてリラックス♩
友人から、「ご飯いっぱい食べて早く寝てね!」と素敵なLINEもきて、本当にその通りだな〜と思いながら実行!

お風呂の後は、彼が作ってくれたカルボナーラと野菜たっぷりスープを食べて、のんびり♩

その後は、手術同意書を記入アンド押印!
(中絶手術と同じ用紙だったから、胎児の心拍が止まってるか、止まってないかの違いで、手術の内容はやはり同じようなことなのかな?)

手術当日の朝は起きてから水を飲んではいけないとのことだったので、寝る前ギリギリまでお水を飲んでました笑

ホッカイロとウエストウォーマー(腹巻き)をつけて、

「赤ちゃん、ありがとう!」

ってお礼を伝えて、おやすみ!


◼️手術当日の朝
朝早くに目が覚めて、お水は飲まずに!

下着は、オムツ版ナプキンを装着。ブラも締め付けがキツイかもしれないので、ユニクロのブラキャミを!

黒いゆったりワンピースにスニーカーというコーデ!

化粧はせずに、眉毛だけ。

コンタクトはせずにメガネ。

診察は9:00からの予定でしたが、朝の電車はコロナが怖いので、彼と40分弱歩いて素敵な下町の病院へ!

水を飲んではいけないのに、喉が乾く笑

◼️おまけ1
起床後、ご飯もダメで、なんで水もダメなのかな?と思って、調べたんですが。。。
手術は全身麻酔なので、手術中に胃から物を吐いて、それが肺に入ってしまった場合、窒息や肺炎が起こる可能性があるかららしいです。もう絶対ルール、守ります!

◼️病院で手術待ち
朝一番で病院へ到着!
コロナの影響で彼は、病院に入れないので、近くの公園で待機することに。。。
ごめんよ笑

私の方は、診察券と保険証、手術同意書を渡して、待合室。

その間に病院のトイレを借りたら、なんと軽く出血が!!!
オムツが軽く汚れており。。。

先生凄すぎない??
「この日ぐらいが良いかな?この日に手術入れましょう」って、前回言ってて、

今日”この日”

本当にドンピシャで出血きたんだけどーーー!!!!

◼️手術前に診察
待ってる間に出血したことを伝え、
診察してもらったら、

先生「あー、ほんとですね!軽く出血始まってますね!心拍も完全に止まってます。」

先生「この時点で、完全に”稽留流産”の診断が確定です。予定通り、手術で大丈夫ですか?」

私「はい、お願いします!」

(赤ちゃん、最後までお疲れ様!頑張ったね!)

◼️手術準備

看護師「それでは、こちらで手術着に着替えてください〜!」

私は、ブラキャミも、いつも付けっぱなしのネックレスも外し、髪オムツと手術着のみ!
(手術着可愛い・・・)

荷物は、買い物かごに入れて、二階の個室の病室に通されました。

部屋の中は、お化粧台とベッドとベッド脇のサイドテーブルとテレビがあって、ビジネスホテルの綺麗&広め版って感じでした!
あと、空調、温度、明かりが最高にリラックスできる空間で、それはなんかテンションが上がるくらい居心地の良い空間でした!笑


そこで、ベッド脇のサイドテーブルにスマホとメガネを置いて保管。

そこで、

看護師「持ってきてもらったナプキンとショーツをください」

私(え!!聞いてない!あれ!言われたっけ!?)

私「すみません、、。今履いてる紙オムツしかなくて・・・」

看護師「ではそれをください。術後に履いてもらいますね。」

私(あー!さっきの出血で軽く汚れてるよ!予備を持ってきておけばよかった!涙)


手術着だけのありのままの私、手術室へ、いざ参る。

◼️手術室へ
視力が0.1ない私は、メガネを外すと色くらいしか見えません。
看護師に手を繋がれ、エスコートを受けて、手術室へ。

不謹慎かもしれないけど、手術室に割と冷静な状態で入るのなんて、なかなか出来る経験じゃないのに、全然見えてないなんてー!!!

と、ちょっと悔やみました。。。

それでも、結構広い空間の真ん中にベッドがあることはわかり、

私「おお・・・!ドキドキしてきた!」

看護師「大丈夫ですよ!すぐ終わりますからね!」


必死で見た感じ、ベッドは、よく婦人科にある、あの診察台よりは水平な感じ?で、高い位置にありました。

そこに上がり、寝っ転がり、いよいよ感。

◼️手術開始

左腕には、血圧計装着。
右腕には、麻酔のための点滴装着。

上から強い照明が当たるので、アイマスク装着。

ドキドキ感がピークへ。


先生が登場したのが声でわかる。


先生「今から麻酔を入れていきますね。少しピリピリしますよ。そのあとすぐに寝ますよ。」

私「はい!よろしくお願いします。」

私(あ、ピリピリ。。え?腕だけじゃなくて、唇あたりもピリピリするんだ!怖い!)

私(うわ!臭い!)

暗転。(実際は暗転もわからないけど)

・・・・・

※この後のことは、意識がハッキリしておらず、光景も見えてないので、どれくらいの声量だったのか?本当に途中だったのか?も、分からない状態でしたが、それを前提にして読んでいtだければ嬉しいです。ご了承ください。

暗転直後に、生理痛の20倍?くらいの痛みを感じる。

私「・・・痛い!!」

私「痛い痛い痛い!!!!先生!いたーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!」

私(血圧計装着の左腕を振り回し、子宮あたりを抑える)

看護師(私の左腕を掴み、腹部から剥がし、抑える)

私「痛い痛い!!!!!!!赤ちゃん、頑張れ!!!!!!!!」

私(右目から涙がこぼれるのを感じる。その後、号泣。)

看護師(励ましてくれるように、右手を強く握ってくれる。)

ギュッ、ギュッ、と繋いでくれて、よしよしされてるような安心する気持ちに。

目も見えないし、声も聞こえないけど、触覚?だけは分かるような感覚でした。

その後、痛みが弱まり、終わったことを感じる。

涙はまだポロポロ溢れながら、

私「先生、ありがとう」

多分、この時に例の紙オムツを履かせられ、車椅子にのせられる。
この時も、痛みが弱まったとはいえ、痛くて痛くてたまらなかったが、個室のベッドまで運ばれて、ベッドに転がり込む。


お腹を抱え込みながら、泣きながら、痛い痛いと悶えているうちに、だんだん弱まっていく痛み。


そのうちに、仰向けで寝ることができ、病室に入る淡い自然光とそよ風、ちょうど適した空調が最高に癒しをくれた。

いや、本当に、こういうのって大事だと思った。

看護師さん、ありがとう!!!

しばらく涙は出続けるけど、ぼーっとした状態。

この時の涙って、赤ちゃんの喪失感なのか?痛みなのか?わからないけど、止まらない感じが、不思議だった。

手術中に、「赤ちゃん、頑張れ!」なんて支離滅裂なことを叫んだのも、母性の影響なの?
自分では意識してなかったけど、そういうのって勝手にでてくるのかな?
不思議・・・。


それから、1時間くらいしてから、尿意を感じて恐る恐るフラフラしながらトイレへ。

恐る恐る、便器を見ると、便器が、綺麗なほど鮮やかな赤!!!!!

(ひえーーー)

すぐベッドに戻り、ゆっくりしながら、看護師を待つ。


30分後くらいに、看護師がきた。

看護師「大丈夫?」

私はまだ動揺していたのか、
私「大丈夫です!」

本当は色々聞きたいことがあったのに、それで精一杯でした!


◼️手術後
再度、先生の診察を受けて、子宮の中を吸引して綺麗にしたと聞く。

薬を2種類もらいました。

⒈炎症などを防ぐ薬?だったかな?
⒉妊娠によって大きくなった子宮を元どおりの大きさに戻す薬

をもらい、5日分飲みきるよう指示をいただきました。

それから覚えてる範囲でだけど、注意事項!

-注意事項-
⒈お昼ご飯は何を食べてもいいよ
 →唐揚げ弁当を食べました笑

⒉シャワーは当日からOK。湯船に浸かるのは3日後からね。
 →ちょっと怖かったので、湯船は5日後から入りました!

⒊お酒は当日はダメ。翌日から少しずつならOK
 →翌日、ビールを何ヶ月ぶりかにグラスに少し飲みました!
  弱くなってたから、少しでもめっちゃ満足!でも、ビールってこんなに苦旨だったんだ〜!!って改めて感じた!

⒋子宮が痛む場合は、少しの痛みなら、生理の痛み止めの服用はOK!
 ※発熱や激痛の場合は、すぐに連絡を!
 →痛みがあったので、一回だけ痛み止めを服用しました!

⒌出血は1、2週間続くけど、個人差はあるし、気にしなくてOK!生理とは違い、初日軽くて、後日出血が多いこともありうる。
 →私は5日後が一番多かったです!

⒍性行為は、出血が終わってから。できれば、2週間以降が望ましい。
 避妊は絶対!理由は以下。

⒎この出血の後の2週間後に排卵は始まるけど、そこでは絶対妊娠しないように。
2回は生理を見送ってから、妊活しないといけない。それより早く妊娠してしまうと、流産しやすい状態になってしまっているから、次は母体が原因で流産してしまう可能性があるから。
 →妊活をしてる方は長いな〜と思ってしまうかもだけど、その間に予防接種とか、赤ちゃんがいない間にやっておきたいことをやってしまおう!!私は、資格試験の勉強と予防接種をしてしようと思ってるよ!それから、子作りではなく、純粋にセックスを楽しむのもいいな!と思ってる!笑(ゴム装着の上で)


この後は、1週間後に再検査!そして、さらにその2週間後にも検査です。

これで、手術の体験記は終わりです。


途中で書いたけど、手術同意書は中絶手術も同じ用紙でした。

いろんな事情で中絶しなくてはいけない人がいると思いますが、人によっては、こんなに痛いこともあります!

できる限りの人にこんな痛い経験をしてほしくないと思ってるので、避妊したい方は、彼にしっかり避妊してもらってくださいね♩


後、私みたいに痛みを感じる人もいるみたいですが、全く目が覚めずに痛みを感じなかった友人もいます!個人差があるので、これから流産手術の方、あまり怖がりすぎないでくださいね。一個人の体験記なだけですので。

私のように、残念ながら流産になられた方、今はしんどいかもしれないですが、
きっと大丈夫です!!!それだけにとらわれないで、明るく楽しく、生活してください!

そして今はたくさんサボってください!仕事なんて1週間くらい休んで欲しい!!
家事も3日はサボってください!

よし!美味しいもの食べてください!
友人の言葉を借りて、「動かせるところから動かしていきましょう!」
(私の場合、胃です笑)

大丈夫です!


次の記事では、水子供養の話を書きます。


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