自担の結婚と私の「願い」

まず私が最初に言いたいのは、
つよしくんご結婚おめでとうございます!
というお祝いの言葉。

以下は本当に自分の今までの気持ちの整理のために書いているので、支離滅裂だし、読み手を不快にさせることもあるかもしれない。個人的な備忘録にすぎない。その前提で読みたい人だけ読んでほしい。
明日には違うことをいうかもしれない。今日までの気持ちの記録。


小学生のころから好きだった堂本剛くんが結婚した。
あの日の衝撃は一生忘れるとことができない。
私は13時過ぎまで職場のWebミーティングで、終わってお昼何食べようと思いながらスマホで何気なくXを開いたら、オリコンのポストが目に飛び込んできた。オレンジっぽい背景のつよしくんのアー写。隣の女性も知ってる。つよしくんの名前の横にある「結婚」という文字。
文字の意味は分かるけど理解できないままフリーズしてたら、そのポストの下に誰がFCのリンクを貼っていた。あ!と思って自分のメールからFC見に行ったら、つよしくんからのお知らせ。
ああこれはマジのやつかと思い、勢いでポストした。「おめでとう」って。そうでないとしばらくちゃんと言えそうにないなと思ったから。
そのあとずっとうろたえていた。動揺というものの本当の意味を知った。

ずっと自分でもよく分かんなかった。なんでこんなに動揺するのかな。苦しいのかな。切ないのかな。だって自分はとっくの昔に結婚してるし。

つよしくんは私の中ではアイドルという役割をとっくに離れ、アーティスティックで天才だけどそれ以上に努力家で、繊細で、だからこそある時期心を病み耳を病み、でもファンを愛して、ファンクを愛して、KinKiを愛してる人というイメージ。自分が愛するもの守るために世界の平和や平穏を本気で願ってるイメージ。
私はずっとずっとその繊細なところに寄り添いたいという気持ちがどこかにあったように思う。直に会えないことはもちろん分かっていた。直接出逢うことなんてないのは百も承知。でもどこかで一瞬でも人生が交わることもあるかもしれない。現実は分かった上で夢見ることくらい許されるだろという感じ。どこまでも儚い夢。
これをリアコと呼ぶのかはもう分かんなくなってしまっていた。一番動揺してたときは「リアコだったんだな私」って思った瞬間もあるけど、やっぱりしっくりこないような気もしていた。だって付き合いたいみたいな気持ちとは違う。

自分の気持ちについてあれこれ整理をつけようとしていたときに飛び込んできたのは、宇多田ヒカルの「誰かの願いが叶うころ」だった。
昔からこの曲大好きだったけど久しぶりに聴いて涙が止まらなくなった。
この曲の歌詞に私の気持ちのすべてが詰まっていた。

そう。私のつよしくんに対する思いは恋とかじゃなく「願い」という表現が一番しっくりくる。
愛ゆえの「願い」。

「みんなに必要とされる君を癒せるたった一人になりたくて少し我慢し過ぎたな」
特にこの部分。
もちろん「我慢」してたとは思ってない。
でも私がつよしくんが辛いとき背中をさすってあげることも、涙がこぼれるときにハンカチを渡してあげることもできないから、その代わりに彼の歌声を聴き、番組を見て、ラジオを聴いて、雑誌のインタビュー読んで、YouTubeを見て、コンサートでペンライトを振っていた。
私の「願い」が届くようにと思って一生懸命にやったことを「我慢」と表現するのならきっとそうなのだろう。
「たった一人」になるなんて大それたこと本当に思ってるわけでないのに。それでも儚い夢を願わずにいられなかったんだと思う。それほどつよしくんは魅力にあふれた人。

一番苦しくて淋しかったのは、結婚というつよしくんの「願い」が叶ったことによって、自分の「願い」が叶うことが閉ざされてしまったように思ったことなんだと思う。
本当に「あなたへ続く扉が音も無く消えた」ように思えたんだと思う。
これからもつよしくんとファンとの関係は変わらない。KinKiの2人の関係性も変わらない。それは疑いもなく信じられるのに。
単に変わってしまったのは私。「願い」が叶わない、と、儚い夢を見ることすら許されない、と分かってしまった私。

「みんなの願いは同時には叶わない」
本当にそうだね。
でも私はつよしくんが幸せであることをやっぱり願わずにいられない。それが自分の幸せとは重ならないものであったとしても。つよしくんの幸せに自分がまったく関与できなかったとしても。
自分の気持ちを思って泣きたくなる日がこれからもたくさんあるけど、どんなに涙がこぼれても、胸が張り裂けそうでも、やっぱりあなたの幸せを願いたい。
つよしくんを変わらず応援して、同じくらいこういちくんを応援して、KinKiをこれからもずっと応援したい。
これからもずっとあなたに届くように心の中でペンライトを振り続けていたい。
あなたへと続く扉が消えてしまったとしても。
消えた扉の前で。

私の「願い」。


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