2024.6.23日記

日曜日は朝から活動的で、朝8時からcamblyで英会話をする。始めてから1ヶ月くらいが経つがいい感じに習慣になりつつある。土曜か日曜の朝、8時から30分英語を聞き英語を話す。最初のお試しコースで担当してくれた先生が良くてずっとその方とやっている。イギリス人の42歳の男性の先生で、今はメキシコに住んでいる。昔はカジノのディーラーを10年以上やってたという方で、適度に緩く適度に真面目で気楽に話すことができる。海外でのSNS事情とか、仕事に役立ちそうな話をしたり、言語学習のモチベーションの話などをした。

午後からは梢はすかさん・こばやしかのんさん主催の「舞台芸術におけるハラスメント防止ガイドブック」読書会に参加。渋谷のユーロスペースとかがある方面のレンタルルームでの開催だった。一般社団法人緊急事態舞台芸術ネットワークが出しているハラスメント防止ガイドブックを、20-30代の参加者で読みつつ、感想や自分の身近な事例を交えて話し合った。同世代の方々がどんな風に考えて創作しているのか、良い現場・良い取り組みの具体例も色々知ることができた。みんな真摯で、それでいて気さくで、それでいて信念が強そうなのが印象的だった。同世代の横のつながりが増えて良い事例を共有・共創できたらいいなと、純粋に思えた。

夕方からはカハタレで、柿内正午さんの即興にまつわるワークショップ。最初のパートは柿内さんによる「構造と素材」についての講義。ぶん回してた。後半パートでの創作を念頭におきながら語られる、前近代から近代、そしてポストモダンまでの人間の思考体系についての超高速レクチャーは圧倒的だった。具象と抽象の話やそれによるリアルとリアリティの話など、じっくり聞きたい、議論したい部分が多すぎて講義だけで3時間やっていただきたいくらいだった。後半では各自が書いてきた昨日の日記を題材として、「書くワーク」・「喋るワーク」を行った。自分はが書いてきた1600字くらいの日記をまず200字に縮めて発表、そのあとそれを1000字くらいに膨らませて発表した。1000字の方は少し気合が空回ってたかなと反省。まあでもいつも日記で空回ってるから普段通りな気もした。「喋るワーク」では日記を交換して、誰かの日記を自分ごととしてお喋りする。誰かの昨日を自分が喋るので演技は演技なのだが、なんだろう、テキストを自分なりに解釈して「語り直す」というのが、誰かに「なりきる」のとは全然違った。実話怪談の「誰かに聞いた話を語り直す」ということとちょっと似てるなと思った。自分は即興は苦手だが、テキストを持ってるという安心感があったのが良かった。根拠になる場所があるというか。

あっという間に3時間半が過ぎ、巣鴨の駅前で軽い打ち上げ。みんな気分よく飲んで好きなことを喋っていた。普段から日記を書いている方も多く、日記についての話もできて良かった。それぞれのスタイルについてもっと話したかった。