2023.11.7日記

駆け抜けて、青春。ではなく、書けなくて、日記。まじで毎日日記書ける人すごい。そんな人いるんかいって思うけど意外といたりする。尊敬の眼差し。

今日は初PARAでした。PARAというのは神保町にある演劇やらアートやらに関する実技+アカデミックなプログラムを各種開講してる学校のような劇場のような空間であり、前から気になってた。公演を目前に控えてるのに11月から開講する演技に関するプログラムを勢いで申し込んだのだった。今日が初の授業であって、仕事の疲れたなー、緊張するなー、めっちゃ怖い人ばっかだったらどうしよう、アーティスティックな、悪い人ではないけどアーティスティックが故にコミュニケーション怖めな人ばっかりだったらどうしようとかビビってたけど、行ったらとても楽しかった。みんな個性的だけど、明るすぎず暗すぎず、一緒に場を共有しようとしてくれる感じの方ばかりで安心した。

10人弱のクラスで、こういうワークショップにありがちな自己紹介とかはなく、「今日あった印象的な出来事」について一人3分くらいずつ喋っていくというところから始まった。そしてそのあとは一個前に話した人のエピソードをその人になって話すというものであった。これめっちゃ苦手なんだよねー、でも稽古で一度やったことがあったから、ちょっと心の準備ができて助かった。とはいえエピソードうろ覚えだったので、ハキハキ元気に喋ってた雰囲気と、印象的なワード何個かを駆使して乗り切った。演技の上手い下手って、ある程度は場数っていうか、この時はこうするっていう引き出しの多さなんだなってこういうワークすると思う。いや、でも結局その人から出てるオーラみたいなものには全然勝てないってことはめちゃめちゃあるんやけど。そういや今朝ドラに草彅剛が出てるけど、存在感すごい。上手いのかっていうと謎な部分あるんやけど、草彅剛にしか出せない説得力(ある種の狂気)がある。なんかあれは人生経験ってか、カオスを生きてきた人間にしか出せんよな、とか元も子もないことを思ったりする。

最後に10種類くらいのモノローグ(一番古いのはシェイクスピアで一番新しいのは岡田利規だったか)が配られ、これから10回の授業の中で、好きなのを選んで発表するらしい。何を選ぶかはまだ全くわからんけど、とりあえず色々読めるの楽しみ。勇気出して申し込んでみてよかった。