ロンドン生活220日目

第一回目のエッセイの結果が返ってきた。

評価はB。
講評をざっと読む限り、設問にはきちんと答えられているものの議論が少しばかり単純化されすぎている。物事はそう単純ではない。構成も少しまずい部分も散見される。長すぎる段落がある。最初にしてはまずまずのスタートだから次頑張れ。

といったところ。

友達のLちゃんに結果を聞くと、Aだったという。
私が提出1ヶ月前くらいから毎日250words ずつ書いて余裕を持って仕上げたのに対し、Lちゃんは提出1週間前ごろから毎日徹夜で図書館にこもって仕上げたといっていた。(頭の中の構成はもっと以前からしてたのだろうが)

それを聞いて、突如として悔しい気持ちが湧き出てきた。悔しかった。悔しいです。あーこんなに悔しいもんかね。

それでも、私の心の風流仙人気取りは、

点数や評価なんて所詮数字やアルファベットにすぎん。そこにどんな意味があるのじゃ?欲が強すぎるんじゃないのかのぉ?そんな競争社会からは解脱して、広い世界を見つめるのじゃ。

とのたまっているが、
一方で私の心の熱血根性番長は、

今頑張れなくていつ頑張る?人生は一回きりだぜ?傷つきながら登れるだけ登って、見える世界を見ようじゃあないか。それこそが人生の醍醐味!ファイトー!イッパーツ!!

と血をたぎらせているのである。

すまんね、仙人。私は負けず嫌いなのである。負けず嫌いなのを思い出した。自分に負けたくないとかでお茶を濁さない。他人に負けたくないのだ。いや、自分にも他人にも負けたくないのだ。もうまっすぐ、泥臭く負けず嫌いなのである。

「二番じゃダメなんですか?」
「ダメじゃないです!でも一番を目指している人はかっこいいんです!」

以上。

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