ロンドン生活212日目

「Are u scared coronavirus???」

そういえば先日(といっても3週間ほど前)サドラーズウェルズで観劇後、Angelの駅前で若者に絡まれた。彼は駅の前で友人ら数名と何やらニヤニヤしながら立っており、通りかかるアジア人をからかっているようだった。

私が通ると彼は私を指差しながら上記のセリフを浴びせてきた。「アーユースケェアァド?コロナヴァイルゥス??」その言い方と大げさな身振りは、昔流行ったズクダンズンブングンゲームを彷彿とさせた(顔も似てた)。「なんやねんその言い方」と思った私は不覚にも「ふふっ」と笑ってしまった。

そのことを後からインスタグラムに投稿すると、何人かの友人からリプライがきた。

台湾人で選択授業が一緒の女の子

「ばっかばかし!てかロンドンの衛生環境の方が悪すぎだから。先そっちの心配するべきっしょ」

一緒のフラットに住んでるインド人の女の子

「ただ無意味にいじわるな人っているよね :( 」

チリ人でタイポグラフィの会社経営してるお兄さん(グレンラガンのカミナに似てる)

「Fu** them」


道で言われた瞬間は笑っちゃったものの軽く差別的に絡まれたのを悲しんでいたが、そうやってメッセージをくれて共鳴してくれたり慰めてくれたりする人がいることが嬉しかった。

ちなみに昨日チリ人のアニキとバイト先に寿司を食べに行ってその話をもう一度したら、

「そんなクソ野郎が今度おったら、『ゴホッゴホッ、おーエクスキューズミー!ちょっと咳が止まんなくてね』ってやったれや」と言った。「それ最高!!」

私たちはゲラゲラ笑った。