2023.9.12日記

仕事がひと段落して、今は次のカハタレの公演のことをあれやこれや考えている。舞台の制作の経験はないのだが、それなり社会人経験も長くなってきたので、ある程度のことはできる。頭の中でスケジュール組んで、間に合うように報連相する。メールを送る。企画書を作る。校正する。基本的には仕事でやってることと同じだ。

ただ、やっぱり舞台のことはわからない。照明のこと、音響のこと、舞台監督のこと、どういうことを誰に、いくらくらいで頼んでいいのかわからない。ツテもそんなにない。だからその辺は別のメンバーがしてくれている。ちょっとずつ学んでいけたらいいな。

あとは脚本ね。自分で書く技術はもちろんだけど、他人の脚本読む技術ね。難しさを実感する。結局、精読できないと、そこで「何が書かれているのか」わからない。そして作り手は「何を書きたいのか」も。何を書きたいのかがわかれば、ここはもう少しこうした方がいいとか、ここがわかりにくいのではないかとか言える。大学の同級生で書評家になった三宅さんの本にも何度も書いてあった。「読むって案外難しいのだ」と。自分で書いたり作るようになって、改めて「読む」ことの難しさを知る今日この頃ですよ。