2024.1.10日記


今日読んだ本に、「インスタグラムは核家族の広報装置だ」と書いてあった。30代になってから、感覚的には友人の投稿の半分くらいが子供の写真になった。子供の成長とともに、プロフィール写真も変わっていく。写真に写るかつての同級生たちの笑顔には「子供がいるとこんなに楽しいよ」と、無言のメッセージが添えられている。気がする。

一方で、仕事をフルで続けながら都会で子育てができるのかという物理的な問題や、子供を持つことによって自分の趣味ややりたいことに使える時間が大きく減るだろうこと、はたまた環境問題が深刻化する中で子供を持つという選択が正しいのかという問題(自分の子供が地球環境に与える悪影響と、将来の子供が悪化した地球環境の中で生きなければいけない苦労)などなど、子供を持たない理由も多分にある。

「子供を持つこと」vs「子供を持たないこと」
という対立構造にならず、どちらも互いを尊重し合うことこそ大事である。


などと突然言い出したのはこの本を読んだからと、正月におばあちゃんから「あんたも早よ子供作んなぁよ」と言われたから。冒頭で「今日読んだ本」ともったいぶったのはなんだったんだ。