ロンドン生活6日目

今日で1週間が終わり!初っ端から月〜金フルで授業だったのでなかなか疲れたね・・

今週最後の授業は少々クリエイティブ系で、その名も「Mapping the City」。何かと言うと、ロンドンの街に繰り出して目にしたもの・感じたことから、ロンドンのメタファーを考えるというもの。それに加えて、僕たちより早く来て学んでいる12週間と9週間のコースの生徒はロンドンを題材にポスターを作成するという課題が、5週間コースの我々は彼らが作ったポスターを批評するという課題が、それぞれ与えられている。

あら、楽しそうですな。

早速今日はクラスメイトと先生と一緒にロンドンの街を散策した。今日歩いたのは 'The City'と呼ばれる、ロンドン発祥のエリア。紀元1世紀にローマ人が城塞都市Londiniumを築いたのがシティの始まりなんだとか。

overgroundという地上を走る列車でまずはBarbican駅に到着。先生曰く建築に注目して歩いてみるのも面白いとのこと。

駅から出てすぐ見える建物。1960年代建築なんだって。ポストモダン建築よりは少し前?わからん。

バービカン駅から少し歩いたところにある、Smithfield Market。19世紀半ばに建造された肉市場。なんと営業時間は平日夜2時から朝7時まで!建物が建つ前から、ロンドンの人々のすきっ腹を満たし続けてきた場所だそう。また、エンタメに飢えた人々のために、路上劇や楽器演奏、公開処刑までもが盛んに行われていたのだとか。当時の活気と喧騒は今はない。

続いて聖バーソロミュー病院。1123年に建造され今なお病院として使われている。ここの化学実験室は『緋色の研究』でホームズとワトソンが初めて出会った場所。

歩いているとよく目に入るのは、古い建築と現代の建築が隣り合う姿。

現代の方の窓にはなぜかメトロイド(あってる?)の絵があった。

旅の終着はOld Baileyことロンドン中央刑事裁判所。かつてはニューゲート監獄といい、18世紀の小説家・治安判事であったヘンリー・フィールディングをして、'prototype of hell (地獄の試作品)' と言わしめるほど、恐ろしい刑務所だったとのこと。

さて、今回は建築に注目しながらシティを歩いたのだが、ハイブリッドというか、東京と京都を混ぜたみたいというか・・。ビジネスマンが行き交う都心で、中世の建造物が今なお病院や裁判所として現役で仕事をしているのが印象的だった。

みんながどんなポスターを作ってるのか楽しみ。

今日はこの辺で。