ロンドン生活2日目

文化(サブカルチャー)の話。

今日はプリセッショナルコースの初日だった。プリセッショナルコースというのは留学生がコースについていけるだけの英語力を養う準備コースのようなもので、僕は5週間これに通った後、本コースに進む。

話に聞いていた通り、300人くらいの参加者のうち9割以上がアジア人で、見た感じ8割以上が中国人だった。僕のクラスに日本人は自分だけで、他のクラスに数人日本人の名前は見たが、今日は会うことができなかった。

そんなわけでたくさんの中国人の留学生と話をして、何人かと仲良くなった。驚いたことは多くの中国の人たちが日本の文化にとても興味があるということだった。一番仲良くなったyao君は日本のアニメガチファンっぽくて、BILIBILIという中国のニコニコ動画みたいなサイトで君の名は、進撃の巨人、コードギアスとかをたくさん見せてくれた。あと橋本環奈が好きらしい。

他にも、日本のアイドルが好きで(特にAKBが大好きらしい)でたくさん日本に旅行したことあるという男の子がいたし、個人的にびっくりしたのは、中国で演出家をすでにやっていて演出を学びにきたという同い年の人で、鈴木忠志が好きな人に会ったこと。彼は何度も中国で鈴木演出の舞台を観たと言っていた。

そんな感じで多くの人が好意的に時に熱狂的に日本の文化について語ってくれた。そのことはとても嬉しかった。

一方反省したことは、僕が中国の文化について今まで無関心で、何も語ることができなかったことで、今までいかに自分が自国の文化の中でしか考えてなかったことを思い知った。日本は割と文化に関して自国で完結していて、海外のものを積極的に取り入れようとする人は少ないのかもしれないなと感じた。僕だけかもしれないが。

ロンドンでは日本では考えられないくらいいろんな国籍の人と一緒に学ぶので、お互いの文化に対する相互理解は、お互いの国にを知り合うことにつながり、大切だなーと、思った日でした。

(おまけ1:今日はレセプション的なやつでお昼はみんなでBBQランチ!)

(おまけ2:アニメ好きのyao君の寮には一階にジムがあった。僕のボロ寮とはわけが違うぜ)