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釜山生活日記(4)自分の居場所

こんにちは。今日の釜山は、曇りです。今日は午後から働くことにしたので午前は掃除したり、洗濯したり。持ち物を磨いたり、ほつれた服を縫ったりとかなり癒される時間を過ごしました。

午後からはカフェにきて、エッセイを書く仕事1本、ショッピングサイトの翻訳の仕事1本をさくっと終わらせました。次の授業まで時間があるのでまったりブログを書いています。

書くことは自分を保つために必要な作業。
日々の出来事をゆっくり振り返って、味わう時間。贅沢な時間〜
そして、自分は”〜〜と、思っているから、こう行動したいんだ!”と明日からを生きる指針になってくれることもある。

いつだかの、朝ごはん。

日常が楽しい

ここ最近、かなりルーティンが安定してきた。
心地よく働いて、勉強して、家事をして。そして、遊んでいる。

私は食に興味があんまりないタイプで、一人だと(日本だと)永遠納豆と温泉卵がけご飯を食べ続けるし、韓国ではもはや何を食べてもいいかわからず食を抜いちゃうみたいな、こともしばしば(とほほ)。

でも年始に体調を崩して、それではダメらしいとわかった。(遅すぎる)
なので最近はなるべく、お米を炊いて(自炊はだるいので)買ってきたおかずと、お味噌汁(インスタントですけれど)を取るようにしている。ヨーグルトと、気が向いたら果物も。

こんな私をみかねてなのか、最近は友人と恋人がめちゃくちゃおかずをくれる….笑。最近しょっちゅう友人の家に遊びにいくんだけど、残り物をタッパにいれて持たしてくれる。まるで実家にきた気分。恋人にも大量の作り置きおかずと、ノリと、キムチと手作りお菓子をもらった。あ、あと体調崩した時はおかゆまでくれたな…….ありがたすぎる……一人暮らしなのに、友人と恋人のおかげで釜山で安心して暮らせるているんだわ..(食べ物をくれるからというより、実家感があるから)感謝しかないです..…

私は手作りもので恩返しは出来ないので、大量のインスタント日本製味噌汁と買ったヨーグルトをお渡ししました。(返しきれない恩)

共通趣味活動

最近、友人と共通の”趣味活動”を精力的に行っている。笑

まず一つ目は、読書討論会。毎週課題図書決めて、お互い読んで、その感想について語り合うというもの。私、本を読むのは大好きなんだけど自分で読むとなるとどうしても、日本語になってしまう。でもこの討論会のおかげで英語と韓国語で読書しようという気になった。今週はこの本なんだけど、とっても面白い。エッセイなんだけど、英語で読むっていいわ!!!自分の中に眠っていたけど、日本語では表現できない感覚が言語化されていて、気持ちい。

二つ目は、ゲーム…笑。
ニンテンンドー・スウィッチなんだけど、Over Cookedにハマり。チームプレーだから白熱!!!!

共通趣味活動楽しいわ〜〜

居場所

なんだかわかんないけれど、幼少期からどこにいてもなんとなく”自分の居場所”と感じられなかった。人と仲違いしていたとか、ハブられていたとかじゃないのに、なぜかしっくりこなかった。

でも、釜山ではここが居場所だ〜と思える。この”居場所問題”について、友人達と話していて、話題に上がることが結構ある。母国ではない国で育ったり、ハーフだったりと生まれ育った環境がバラバラな人々。

みんななんとなく" HOME"と呼べる場所がなくて、地に足がつかず彷徨う経験があるみたいで。

自分は日本生まれ、日本育ちだけど、なぜかその感覚にすごく共感するものがある。きっと生まれ持った性質なんだと思うけれど。

それでそんな話をいろんな人とするうちに、居場所と感じられる場所は”母国”もしくは、どこか一つの”国”で定義するのは難しいという結論に至った。

地理的な条件ではなくて、
自分の身近の大好きな人か何人かいてくれれば、そこが”居場所”と感じられる場所になるんだ!と。

友人が言っていたのは、”国”や”地域”ではなくて、コミュニティーや人間関係の中にも文化が生まれるということ。…..言葉でうまくまとめられないけど、感覚的にすごい納得した。あ〜なるほど、結局自分が心地よい世界観は自主的に周りの人々と、作り上げていくものなんだなと。

やっぱり、いろんな国の人が混じり合った環境は私にとって、とっても生きやすいな〜。ジャッジされない感じが一番心地いいし、楽しい。みんなそれぞれだから、”こういうのも、ありなんだ〜””こんな感じでいきてもいいんだ〜”と思える。そう思えたら、自分も自分をさらけ出すことが楽に出来るから。

そう考えたら、英語と韓国語は私にとって、幸せに生きていくために必要なものなんだね。そういう世界に連れて行ってくれる道具だから。

仕事でも

仕事も、やっぱり言語の先生と同時に、国際交流に関わることがしたい。まず自分が心から大好きだから。自分の人生を変えてくれたものだし、自分に生きる道を示してくれるものだから。

先日、”教育研究コーディネーター”という役職で、来年からのお仕事のお話をいただいた。海外派遣、留学、教育プログラムに関わるお仕事で、この間のZOOMミーティングで詳細を聞き、心がときめいた。そして、今やっているフリーの仕事とも両立出来るよう。まだ先のことだから、具体的にどうなるかは分からないけれど、そういう方面の道もあるんだって知れた時点で収穫が大きい。

その方面のお仕事のためにも、今は”存分にここでの生活を味わおう!”と思います。思いっきり!やりたいもの、欲しいものに手を伸ばしてみる生活。

ギャラリー

祭りでのステージ。もはやクラブ。
サイクリングのあとに、ビーチにて。
ポルトワインに似ている、甘くて深いスペインワイン。
キジャンのアナンティー。

6月のテーマ


メリハリ。日常生活の質素なルーティンと、週末のエネルギッシュ遊びのコントラスト。

また書きます。

Minami


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