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釜山生活日記(14)愛おしい日常

こんにちは!!今日は日曜日。だけれど、今日は1日仕事の日なので、仕事の合間に書いています。

9月は夏の名残りで湿気がすごい日があったり、かんかん照りであつい〜という日があったんだけれど、10月に入った今日。すんごいひんやりしていて、過ごしやすい。幸せを感じています。

秋だな〜夏もとっても楽しませてもらったから、今度は秋を楽しみたい。
紅葉を見にいったり、秋の果物や野菜なんかでスイーツとか作りたい。ハロウィンもささやかやに、お祝いしたいし、秋晴れの日にカフェのテラス席でぼーっとしたい。

季節を感じて、それに合わせて色々楽しいことを考えるのが、今年は特に楽しい。

今日も書いていこう。


秋夕(チュソク)

昨日までの三日間は、韓国では秋夕という連休だった。日本でいうと、お盆みたいな。百貨店や飲食店も営業しないところが、いつも賑わっているところもシーンとしていた。変な感じ。

それとは対照的に、隣のおばあちゃんの家には、孫達が遊びにきていて、ワキャワキャ、キャッキャと騒がしかった。

近所にも家族揃って歩いている人(手には金色の風呂敷荷物)が多く、あ〜韓国にいるんだな〜と日本では見られない光景を愛おしく思った。

”즐거운 한가위 되세요. 풍요로운 추석 되세요(良い秋夕をお過ごしください)”.という飾りも街のいたるところに、かけられていて、まじまじとチェックする。

私はというと、日本のスケジュールで働いていたので、連休ではなかったけれど、ソンピョンという秋夕のお餅を食べたり、仕事の合間にまったーり過ごしたりして、秋夕気分の日々を過ごした。

秋夕の満月。
国旗も飾ってあった。

愛おしい日常


この秋夕のせいか、肌寒くなてきたからか、急に残り少ない韓国生活に切なさを感じ始めてきた。切なさを感じると、なぜか同時に愛おしさも感じる。

日常のささないなことに…..
スーパー
キラキラの海
薬局や、銀行
カラオケや、カフェ…..

ここにある日常は、私が数年前に韓国語を勉強し始めなかったら、なかったものなんだ….よな〜。ここで、当たり前のように、いてくれる人々にも出会わなかったんだよな〜。韓国語が私をこの日常に連れてきてくれたんだ.…みたいに思い始める。(脳内でいい感じに哀愁漂う音楽再生)

そう思うと、しっかり見ておこう。1日1日味わいながら、日常を生きようと思う。と思う。

生活って、生きる活動。ご飯食べる、眠る、運動する、お風呂入る、仕事する、家事する….何歳になっても、どんな仕事をしても、どこに住んでいても、生きる活動をしていくことには何ら変わりのないわけで。だったら、生きる活動を味わって、自分らしくボチボチやっていけたらいいなと思うよね。

生姜茶で温める  

私は胃腸が弱い。緊張したり、季節の変わり目で寒暖差があったりするとお腹を壊す。今回もまたお腹を壊してしまった。最近は食べ物でコンディションを調整するということを少しずつ覚えて、消化のいい果物(バナナやリンゴ)やおかゆ、うどんを食べて、今は回復した.…..ホッ。あと消化しやすいように30回噛んでみたり。あ、あと病院にもいって、点滴も打ったんだった。(韓国って何ですぐこんなに点滴打つのか?謎である。)人間てどうやら制限されると、無性にそのルールを破りたくなる生き物らしい。、お医者さんに”胃にいいものを食べてください”と、言われてからユーチューブでモッパンを見まくった挙句….カリッカリの揚げたチキンに、はちみつをかけて食べてしまった。見事にお腹いたくなった。自業自得。

あ.....悪魔のハニーチキンたち。

仕事で話し続け喉の調子もイマイチだったので、生姜茶にはちみつを入れ飲むことにした。これです。これがかなり効いて、飲んだ瞬間体の芯から温まる感じ。どうやら生姜は消化にもいいらしい。体が温まったのか、無事に体の調子も整ってきた。ありがとう、生姜茶!

追加で、はちみつも。

グローバル?インターナショナル?って何ですか


私の幼少期からの夢は、種類は変わりながらも大枠で捉えると割と一貫して、”グローバル””インターナショナル”な人になりたい!!!!だった。

高校生の時、ぜ〜ったい外国のキラキラした女の子達とお友達になるんだ!と思い、そのイメージ画像を机に貼り付け、猛勉強していた。英語を頑張れば、そんな世界に行けるし、そんな自分になれるんだって。

そして、まあ、英語は話せるようになった。

大学からは、外国の人関わる機会が増えたのだが外国人(ここでは主に英語圏の人)のノリについていけない自分にがっくり。え、英語を話せるだけではダメなんですか?知らなかった〜〜〜肩を落として落ち込む日や、時には涙を流す日もあった。涙を流すくらい、この欲望って私の中で強烈なものだったから。

(ドイツに留学をしてから、今まで思い描いていた外国が”英語圏だけだった”ということに気がついた。当たり前だけれど、盲点だった。日本から一歩でれば、そこは私にとっては全部外国なのにね。)

韓国に渡ってきてから、また色んな国の人と関わることになる。というか、自ら、関わりに行っている。釜山では、英語の先生として韓国にきた英語圏の人々と出会うことが多い。

この間、友人の誕生日パーティーに出かけた時の話。多くが英語圏の人々で歌う歌も、英語。会話も英語。ノリもアメリカン。

自信満々のダンス。自信満々のパフォーマンス。私の通常テンションの5倍以上の彼女達に少々圧倒される私。

でも、楽しめた^__^がっくりくる経験を積み重ねても、またそういう場所に行きたくなる。そんな経験を積み重ね、試行錯誤の果てに。そんな圧倒される自分、少々バテ気味になる自分にもなれたんだと思うし、そんな感じでもここにいることに面白さを見出せるようになったから!

彼女達をみていると、”この己を忘れて楽しむ能力すごーーーーー”と感心せざるを得ない。(本人達にとってはそんなこと思ってないと思うけれど)私も彼女達のこの要素をちょっと自分に取り入れたい。そうしたら、何歳になっても自分の好きなことに周りを気にせず全力でいられそう!面白い歳の重ね方になりそう!

ノリノリ。
ポラロイド。

普通だったら、疲れる場所には行きたくないけれど、私にとってこういう疲れは”刺激”なんだよね。ちょっと前だったら、私の中で思い描く”グローバル””インターナショナル”だったら、そのノリにうまく乗れて、イケイケな自分だったかも。それで、そんな自分になれないことに、がっくりして。”私…なりたいグローバル・インターナショナルな女でも何でもないわ…..(絶望)。でも今は、こう思う。無理してそのノリに合わせることだけが”グローバル””インターナショナル”な自分じゃないよって。

”お〜わ〜、バッチバチに決まっちゃてるね〜”って微笑んで適当にジュースとか飲んで、そして近くの数人とゆっくり語りあって。そして踊りたい音楽があったら、踊る。周りのテンション感に合わせるのではなく、自分が自然体でその中に紛れ込んでることを楽しむ。これが私の今の”グローバル””インターナショナル”なあり方。

どこかの基準に合わせにいくんじゃなくて、いろんな価値観のなかで自分は自分でいて、それで楽しめること。私は、これからも自分が考える”グローバル””インターナショナル”な女であり続けたいなと思うよ。^^どこにいても、誰といても。

また書くね!体調にお気をつけください〜ご自愛ご自愛。

Minami


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