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東京生活日記(6)場所と自分の相性

こんにちは〜あっという間に春になりました。あったかい〜

ここ2週間ちょっと外でのお仕事をお休みしていました。今週から復活します。この2週間はオンラインレッスンの講師という仕事がいかに自分に合っているのか感じて、自分の内側に向き合ってそしてこれから大切にしたいことを確認できる期間だった。今週からぼちぼちまた外でのお仕事もやっていこう。近所のお花を紹介しつつ、私の心の中をここにまた書き残していこうと思います。濁りなく、偽りなく。


場所と自分の相性

これまで数々の引越しを経験して、いろんな場所に住んで思ったのは、”便利・住みやすい”=好きな場所・ときめく場所ではないなということ。

韓国から帰国して、3年ぶりの東京生活を始めて、便利だな〜楽だな〜と感じた。海外生活で感じた煩わしい手続きや、言葉の壁もなく、物価も韓国に比べて安い。スーパーやコンビニの店員さんの接客も、どこにいってもむらなく親切。なんでもスムーズにいって、幸せなのかと思いきや、日々にどんどん無感覚になっていった。うーん、なんか恋愛で例えると、”めちゃくちゃ人としていい人なんだよ!優しいし!…..でも異性として、ときめかないの。”…..こんな気分で毎日を送っていた。(あ、東京という街に対して。)

うーん、どうやったら好きになれるだろうか?ときめくのだろうか?自分が好きな要素を探しに大きな公園に出かけたり、近所の自然を探索してみたり。図書館にいったり、いろいろ試みてみるものの、どうもそのぽっかりあいた何かが満たされない。

街に対して、気持ちを抱くって昔はそんなことなかったよな。やっぱり、大人になって色々な場所へ移動したり、住んだりしていく上で、
”場所・街”によって、”違う自分”になるということを経験してきたからだと思う。”自分にしっくりくる街”にいると自分の元気な部分・輝く部分が自然と引き出される?そんな感覚。活動的になるし、日々に対してトキメキがある。そしてその感覚は、頭で作りだせるものじゃないんだと、気づいてしまった。

私にとって、好きな街は、釜山。あとは、旅行で訪れたポルト。その場所に足を踏み入れた瞬間から自分と、この街って、似合うよね?そんな風に思えた。その街に自分が溶け込んでいる感覚。それがやっぱり、東京では持てない。もう8年くらい東京生活歴はあるのにだ。長さは関係ないみたい。

釜山愛

釜山愛は結構強め。何がいいかって?……うーん、空気感!サイズ感!海と山!ラフな感じ!韓国語!言い出したらきりがないけれど、初めて旅行したときから好きだった。釜山にいると、遊びたい!人と会いたい!っていう気持ちが湧き上がってきて、自分の生命力が上がっていく感じがした。もちろん、日本人の私にとって異国ではあるから多少の不便はあるけれど、それをはるかに超えた心の高揚感とかトキメキがあった。自然に癒されつつ、シティライフもしっかりあって、少しドレスアップして出かける夜が楽しかった。

東京も同じようなことをすればいいじゃん?と思うでしょ。でもね、自然としたいと思えないの、東京では。不思議よね〜。東京だと、そういった欲がないのよ。自分でも不思議。

どうする東京生活?

こんなに相性悪いと言いつつ、東京生活のいいところもある。なんといっても家族とすぐ会える!!!これは本当に最高。そして外での仕事もできる!これも東京ならではでしょう☆

もう釜山と東京を比べて、無理に東京を好きになろうとするのも諦めようと思う。(笑)私の心は正直だと思うから。だったら東京では楽しめることは、楽しみつつ地に足つけて質素な生活を送っていこうと思うんだ。

東京にずっと住み続けるわけじゃないから。まだ確定ではないけれど、あと2年?3年?後には、韓国に帰る可能性が高くなってきた。また東京ではないどこかトキメク街に身をおくまで、今はここで日々を面白おかしく過ごしていきたいなと思う。

Minami

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