UNISON SQUARE GARDENのオタク、Campus mode!!を聴く。

諸君ら~、学マスやってる?A+達成した?おれはさっき達成したよ。

というわけで、タイトル通りUNISON SQUARE GARDENのオタクがCampus mode!!を聴いた感想になります。友達がUNISONオタク側からの意見をくれって言うから書いてる。

先におれのUNISON歴とアイマス歴書いておくね。興味あっても読み飛ばしていいよ。

UNISON歴
10年弱ほどファンやってる。ちょうどシュガーソングとビターステップが流行り出した時に、シュガソン関係ないDUGOUT ACCIDENTから入る。それ以来、本当にUNISONばっかり聴いているのでカラオケにずっと支障が出ている。好きな曲はフルカラープログラム。15thライブにいた田淵完コピお兄さんのことをいまだにすごいと思っている。

愛とチョコレート配ってる人もいたよね

アイマス歴
本当に触れていなかった、なにがなんだかわからなくて。ていうか今でもよくわかってない。デレステはアイマスですか?シャニマスは別?何が何?
学マスは田淵の曲が出たらやめるだろうな~と思っていたらめちゃくちゃハマってる。うちの月村がお世話になっております。ガチャから出たSSRアイドルの3/4が倉本。なんなのだ倉本。

7CUJWNBY です。よろしく。

じゃあ書くね。UNISON SQUARE GARDENを強調して書くので、ちょっとしつこいかもだけどすまんね


初見での印象:影法師が見える

前奏から歌詞に入った瞬間、UNISONの影法師が見えた。なんというか、めちゃくちゃアップテンポでエンジョイって感じのMODE MOOD MODEかDr.Izzyみたいな。でも、なんかどこかで一気に消えたんだよね。いつの間にか消えていた。確かにそこにあったことだけは覚えているのに。

そもそも、田淵智也は提供楽曲にUNISON感を持ち出さないタイプだと認識している。別に提供楽曲を全部聞いてるわけじゃないし、なんなら全然聴いたことない方だけど。たぶん、Catch the momentとBright Burning Shoutとミッドナイト・クローラーくらい。LiSA楽曲でもしかしたら聴いてるかもね。でも、シンガーに寄り添って作詞作曲してくれると思ってる。

UNISONの曲作りって、確か田淵がクソ難かしい大枠を作って、各メンバーがこなくそ~と思いながら細かいところを詰めていく(その過程でさらに難しくなっていく)っていうプロセスという話を聞いた記憶がある。使ってる楽器もかなり違うし、曲にはUNISON感が出ないっていうか出せないのかも。

急にウマ娘の話するんだけど、ゴールデンウイークにGOCHISO様って曲がリリースされたの。

なんか……この曲めちゃくちゃUNISON感あるんだよね。サビが低音域でまとまっているところとか、ギターの音作りがそうさせてる気はする。

何が言いたいかっていうと、もしかしたらこういう系のアニメ・アイドル・アップテンポ曲のトレンドが、今はUNISONに近いところにあるのかもしれないということ。もしくはおれがUNISONのことを考えすぎて、全部UNISONに聴こえるヤバいやつになっているかのどっちかだ。

話を戻すと、UNISON感は一瞬だけあった。冒頭あたりに。でも基本的には感じなかったかな。というか学マス感が上塗りしていったのかも。

なにはともあれめちゃくちゃいい曲だった!学マスのストーリーってギャグに隠れてけっこうシビアなことやってるんだけど、学生なんだからむやみに前向きで希望を持ったっていいんだよ。親愛度を上げていく過程で、そういったことをアイドルたちが考えてくれるようになったんならおれはめちゃくちゃ嬉しいし、目指した先にある未来を一緒に見れることがこれからもすげえ楽しみ。

歌詞を聴きながら詳しく聴く:めっちゃ元気

聴くよね、フルver.を。歌詞見ながら。

で、聴き始めた瞬間めちゃくちゃ笑ってしまった。あまりにも田淵智也全開でめっちゃ元気だったから。「邁進あそばせ」とかあまりにもすぎて。そのあとの「生きとし生ける人は皆々」もかなりすごいことしてる。

正直、初見では歌詞はわからなかったから、その時にみたUNISON感は曲から来たものだったと思うんだけど、歌詞も冒頭はUNISON感がすごい。さっきまでUNISONの曲作ってたの?

そこ以外も、UNISON SQUARE GARDENではないけど田淵智也ではあるところはたくさんあった。なんだこれは!?とか、ほんとにすごいぞ!みたいな、言ってしまえばバカっぽい歌詞はその最たる例だと思う。

言葉の使い方というか、作り方にも田淵智也感あったよね。さっき言った「邁進あそばせ」の「あそばせ」もそうだけど、「ワタシスピード」みたいな造語の作り方とか、ときどき入る敬語(というかですます調)とか。「いざゆけ乙女」もそう。

で、やっぱり一番特徴的だったな~と思ったのが、全然難しい単語とかよくわかんない言い回しが使われてなくて、めっちゃくちゃストレートでシンプルな点。これに関してはUNISONとはむしろ逆かも。昨日食べた蕎麦は提供楽曲では蕎麦のまんま。UNISONではスパゲッティ。

なんというか、歌詞ってすごい言い回しをしなくてもいいし、難しい言葉を使わなくてもいいんだよね。言いたいことがちゃんと言えればそれで。だけど、曲に歌詞が入るスペースって有限だから、ギュっとする過程でどうしても効率のいい言葉が選ばれてしまいがちで、結果としてなんか難しくなってしまう。

自分も短歌をやる人間なので、伝えたいことを限られたスペースにギュッとやる経験はよくやるんですけど、簡単なことばで伝えるのって本当に難しいんですよ。サラダ記念日とかちょっと凄すぎて叫びたくなるからね。

でも、この曲の歌詞は、すっごいストレートだし、すっごい直感的(=相対的にバカっぽい)に作られている。なんで?って思うかもだけど、これに関してはシンプルに田淵智也がスゴすぎるという話なので、これこれこういうカラクリで~とかじゃなくて普通にめっちゃすごい。

ゲームの敵キャラで例えると、こういうギミックを備えてたりこういう攻略手順を踏まないとめちゃくちゃ強いぞ、って話じゃなくて、単純に攻撃力とか防御力とかHPとかみたいな数字がバカでかいから強いよってこと。
ヌケニンとかじゃなくてバドレックス。

まあ作詞作曲どっちもやってるから、ってのもあるかもしれないけど。
明らかに歌詞のどこを誰が担当するかとかも考えられてるっぽいのも実はすごいよね。

鬼リピしながら:何か思い出せそうで

これ書きながらしばらくリピートしてたんだけど、なんか、なんか思い出しそうなんだよな……特にコーラスとか篠崎の歌声とか聞いてると思い出せそうなんだけど、ギリギリ無理。

とりあえずこれかものやつ。

なんか……この辺、ちょっとわかってくれないか?特に後者。前者に関しては全体的に無難なメロディが続くから似てる曲無限にあるんだよね……

ただ、クリティカルではない。なにかがずっと思い出せそうなんだよーッ。もちろんパクリ批判とかしてるわけじゃないからね。なにか思い出したらこっそり教えてください。

メロディはねえ、わかんねえのよ、正直。UNISONではない気がするということだけ。一応instも聴いたけど、わかんないです。

でも、2番サビ頭の「つまりは」はかなりです。かなり。

おわりに:田淵智也はすごいんすよ

田淵智也ってすごいね。マジで。改めて思った。

そんな田淵智也がほとんどの曲をつくっている上に、他のメンバーも田淵智也に全く引けを取らないレベルのめちゃすごで構成されるロックバンドUNISON SQUARE GARDENをよろしくお願いします。
なんと今年は20周年なんです。お祭りみたいなアルバムとお祭りみたいなライブをやってくれるよ。もしかしたらまだぜんぜんチケット間に合うかもだから、UNISONのライブに行ってみてくれ。たぶん君の町の近くでもやってるから。

なんというか、今回はできるだけUNISONのオタクとして書いたけど、学マスのPとしてもすげえありがとうな曲だよね。すでにちょっと書いちゃったけど。

特に、アイマスを長いPからしたら2番のAメロとか感涙モノでしょう。

まだリリースされて全然経ってないのに大トロ食べまくりさせてくれるし、まだまだ大トロあるからね!って雰囲気出してくれる学マスに感謝。石もう少し配ってくれるともっと感謝。イベント期間の延長でも感謝。でも今やってるイベントの報酬ウマウマすぎてマジ有難っス。

というわけで、Campus mode!!をUNISONのオタクが聴いた感想でした。最後まで読んでくれたあなたへ、暇なんか?でもありがとうございました。
普段はウマ娘のことばっか書いてるnoteですけど、評判良かったら学マスとかUNISONのことも書こうかな。じゃあね。

南の柳

おまけ:SMC組のシュガソン歌みたへの感想も出てきたからついでに置いておくね

さっき、思い出した曲のところに載せたThank you for the encounter という曲について。

にじさんじ所属のVtuberでSMC組っていう同期3人組のオリ曲なんですけど、その3人がこの曲をつくるきっかけ、というかタイトルの元ネタがシュガーソングとビターステップの歌ってみたなんですよ。

これの長文感想を少し前に発掘したので、ついでに貼っておくね。
高校生のころに書いたものを読み返す勇気はなかったので、誤字とかは目をつぶってください。でもシュガーソングとビターステップに対する解釈は大丈夫だと思います。そこは信頼できる。

UNISON SQUARE GARDENの音楽スタイルを一言で表すなら『ロック&ポップ』だと思う。シュガーソングとビターステップにはそのスタイルが詰まってると私は考えているんだけど、なんだか歌ってみたではポップ・バラードとして捉えられることが多い。それって大体最初のギターでわかる。アコースティックだったり、大人しかったり。
それが今回は思いっきりロックにポップでぶちかましてきたんで嬉しかった。ギターとか本家より鳴ってるもん。歌い方も歌詞の表現と自分たちの個性を両立させてて、UNISONファンとしてもSMCファンとしてもとても嬉しい。全部触れるとこんがらがって何言ってるかわかんなくなるから、特に触れていきたい、『2番後の間奏』から話していくことにする。
UNISONをちゃんと聴く人しか知らないだろうけど、シュガソンはライブだと間奏にコーラスが入る。これについてはそこまで期待してなかった。あったら「アレあったな〜」程度。流石に歌ってみたする人にライブまで確認しろとは言わないしね。ただやってくれたらもうスーパーウルトラハイパーミラクル大興奮ティックだった。
Cメロは歌う人によって1番個性が出るところだと思う。というのもCメロにはシュガソンで1番静なパートから始まって、1番熱持ったパートで終わってラスサビに繋がる部分だから。Cメロのテンションを抑えられない、抑えないまま歌い切っていくのがシュガソンだ。そして、私は歌を熱くするトリガーは「feeling song & step」だと思っていて、だからこそ社長がここをウィスパーしたのは驚いたし、心配になった(そして興奮した。三度の食事の後に夜食で加賀美ハヤトを常食する身だから仕方がない)。
だけど彼らの「Q!E!!D!!!」を聴いて熱くなった。なんだよ、すげえ楽しそうだ。思いっきり加速した歌はラスサビに入ると同時に彼らも見慣れた姿になる。私は1番ここが良かったと思う。私はシュガソンを「俺たちの最高に楽しい日常はこれからも続いていく」っていうものだと思っている。そういう意味で、SMCが半年記念でこの曲を選んでくれたことは嬉しかったし、オリジナル衣装でお祝いモードから普段の衣装に変わったのはちょっとジーンときた。3人で合唱してくれたのもとても良かった。やばい語彙力なくなってきた。
練習とか解釈とかすごいやってきたのが歌から伝わるし、最後のコーラス、フレーズまでちゃんとやってくれたしでとても満足。嬉しい。社長の最後のワンフレーズはどうやら”Thank you for the encounter!“らしい。しかも社長が2人に内緒で変えたんだって。いやもうほんと...最高にてえてぇ(訳せなくて本人に聞いちゃうはかちぇェ...)。
そんなこんなでくだ巻いてきましたが、結局のところは、 「SMC組半年おめでとうございます。 皆さんによって私の日常は楽しませてもらってばかりです。これからもずっと応援しています!」 てな感じです。思ってたより長文になっちゃった。  最後になりますが、この感想は私独自の解釈や考えに基づくものなのであしからず。語れど語れど机上の駄文ってね。

まあ、だからって何ではないんだけど、あったからついでに載せただけ。
おしまいです。

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