竹寶(ちくほう)の懐石料理

画像1 竹寶が新しい場所に移転して初めての夕食を食べに訪れた。夕食は懐石料理だけで6000円からである。年金生活者としては贅沢な夕食である。
画像2 憩室出血で入院を繰り返すので普段はアルコールを断っているが、美味しい料理とアルコールはセットだと考えているので、今日は特別である。
画像3 1番目は蕗の蓋の付いた料理。
画像4 中身はナス2個を丸々使ったというナス豆腐。甘辛いお豆さんがアクセントになり美味しかった。
画像5 食べ終わった後で、一番感動したのはこの料理。白トウモロコシや鰻も良かったが、中でも鮎は感動した。臭みを除くため出荷1週間前から餌を与えない鮎を生きたまま焼いて、その後で素揚げにしており、頭から全部食べられた。
画像6 吸い物
画像7 金目鯛とジュンサイが主役。
画像8 ここでビールから日本酒に。この日は南方熊楠の純米吟醸しぼりたて。
画像9 アカハタの一種、「イギス」と言う魚を初めて食べた。他は炙りホタテとマグロ。
画像10 イサキの塩焼き
画像11 冬瓜に見立てた器
画像12 鱧を揚げて冬瓜などと煮込んでいる。出汁が美味かったのでつい啜ってしまった。このお店の鱧は移転前からずっと淡路産。
画像13 締めは鱧ご飯と加賀麩と赤だしの味噌汁。梅は龍神産。
画像14 デザートは自家製の羊羹。
画像15 和食の高級素材はイセエビ、鮑、河豚の白子など沢山あるが、高級素材に今日のような調理人の技が加わると3万円以上の高級懐石になってしまう。高級素材は使っていないが鮎や鱧もとても美味しかった。元星のやの料理長の技が光る夕食だった。

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