見出し画像

28

Twitterを、書いては消すことが増えた。

「さえずり」とは程遠い、とても重たくて繊細なものになってしまった気がする。少なくとも、私にとっては。

28歳になった。
1年前では想像もできなかった変化をしている

と思う日もあるし、部屋から出られなくなったあの日から、1ミリも変わってないんじゃないかと思う日もある。

まだまだ大人気なくいたいとも思うし、
そろそろしっかりしないとさあ、と思う日もある。

「28歳ってもっと大人だと思ってたな、」を毎年更新しているし、

その割にはつまらないまま大人になってしまったな、と思う。

まだこんなに手のひらが小さいのか、とも思うし、
手のひらの小ささを自覚できたんだな、とも思う。

欠けまくっているまま、ご飯を食べれるようになれてしまったな、とも思うし、
欠けていることになんの疑問も抱かなくなったな、とも思う。

それでいて私は贅沢だから、
大切な人にかけてくれた期待の粒たちが、いつか壊れることに怯えながら、励まされながら生きている。

「大人になる」って、想像してたよりずっとずっと小さな規模感で、ずっとずっと細やかなことの積み重ねみたいだ。

伸びやかに遊べる大人になりたい、と思う。
けどそのためには今よりずっとずっとつよくてやさしいものが必要なんだ、と分かる歳にもなってしまった。

道のりが長い。

嬉しいです。