交換日記

あ、K(共同研究者)の記述が増えてる。
会っていない時間も、わたしと彼女の人生はそれぞれに動いているんだな、と当たり前のことを実感する。
交換日記に似ているかもしれない。
小学生の頃、しょっちゅう交換日記をしてた。交換だから、わたしが書いている間は相手のお友達は待っていて、お友達が書いている間はわたしが待っている。わたしが過ごした”今日”は、あの子にとってはどんな”今日”だったのだろう。というのを、わたしは”明日”知る。それをずっと繰り返す。
そんなことを知って、どうしたいのだろう?待ってまで、どうして知りたいのだろうか?小学生にとっての”待つ”は、相当な試練だろうに。
 だれかの昨日を知ると、わたしの昨日が2倍になる気がする。彼女の残した昨日という跡は、わたしの跡にもなる、そんな感じ。

2倍生きてる感じ。

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