ぼーっとすること
0827
自宅でゆっくりと過ごすことが少なくなっていた。
平日は深夜に帰ってきてばたんきゅー。なんとかお風呂にがんばって入って、ぼーっと髪を乾かして、やっと布団にたどりついた…と思った瞬間、携帯を充電する間もなく寝落ちている。
土日は、平日には会えない人たちとごはんを食べに行ったり遊びに行ったり、病院や家計簿や部屋の片付けを一気に消化したり、二日しかない休日は、こうして一気に予定で埋まっていく。
社会人になって、ぼーっとする時間は一気に少なくなった。
私にとっての「ぼーっとする」というのは、些細なことに問いを立てて、内臓もすべて問いの勢いに乗っかって、全身で”銀河鉄道”みたいなものに乗る感覚だ。
時間が足りないとき、雑用は雑用になる。
配属されて最初の2ヶ月は、仕事の量が多かったわけではないから、小さなことにこだわることができた。今週はちょっと、残業をがんばらなきゃどうにもこうにもいかなかったから、からだが追いついてなかった。
タスクだと思うと、あんまりうまくいかない。
タスクをこなしていく”清涼感”みたいなものはあるけど、にやにやするような気づきを得る瞬間は生まれにくい。
物事がタスクになってしまう前に、先回りして、ぼーっとしておく。そうすれば問いは熟成されて、血となり肉となり、まさにからだになっていく。のだと思う。
ぼーっとしよう。
私には、待ち時間が必要なのだ。
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