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私たちは、ユネスコエコパークに住んでいます。

はじめまして、こんにちは。
山梨県南アルプス市出身の渡邉結衣です。

私は、山梨県立大学で、観光やまちづくりについて学んでいます。

主に、外国人観光客向けの観光について学んでいたんですが、
コロナウイルスの影響で”マイクロツーリズム”という
自分の日常生活の地域を観光する
という概念をゼミの先生から教えて頂き、
自分の地元、南アルプス市について、目を向けるようになりました。

そして、南アルプス市で行われている地域活動に参加するようになり、

人と出会える機会が増えました。
地域と触れ合うほど、「南アルプス市は、いい街だ。」と
感じるようになりました。

このnoteでは、南アルプスユネスコエコパークに住んでいる人をテーマに、
読んでくだった方が南アルプス市の魅力に気づき、
地域活動に参加してもらいたいと思っています。

そして、「自分たちのまちは、自分たちでつくる。」
そんな街になってもらえるように、

私自身が南アルプス市にできることである情報発信を
このnoteでしていきたいと思います。

みなさんもこのnoteから、
自分の住んでいる場所でできることを見つけてほしいです。

・南アルプス市の紹介

まず始めに、南アルプス市について紹介したいと思います。

山梨県の南側に位置していて、富士山をきれいに眺めることができます。
すもも、もも、さくらんぼ。
水はけのいい土地を生かして、おいしい果物がたくさん栽培されています。

南アルプス市は、新しい市で、
芦安村、白根町、八田村、櫛形町、甲西町、若草町の6つの町村が合併して南アルプス市が誕生しました。

そして、南アルプス市は、なんとユネスコエコパークの登録地域なんです。

・ユネスコエコパークとは

ユネスコエコパークという言葉を聞いたことがありますか?
最近だと、「SDGs」という言葉が日常生活で
よく見かけるようになりました。
ユネスコエコパークもSDGsの理念と同じように、
”持続的な社会をつくる”ことにつながることです。
人と自然が共生できるまちをつくるモデル地域がユネスコエコパークです。

ユネスコエコパークの目的は、2つあります。
それは、

①地域の豊かな生態系や生物多様性を保全し、自然に学ぶ
②文化的にも経済・社会的にも持続可能な発展を目指す


ユネスコエコパークという名称を聞いたことがある人も、
目的まで理解していたでしょうか?

日本でユネスコエコパークに登録されている地域は、10カ所です。
その10カ所の一つが、南アルプス市が登録地域である
南アルプスユネスコエコパークです。

日本の世界自然遺産が4件、世界文化遺産が19件なので(2020年時点)
ユネスコエコパークに登録されていることが
数的にも誇らしいことであることが分かります。

・南アルプスユネスコエコパークとは

南アルプスユネスコエコパークは、
2014年6月12日に登録が承認されました。

南アルプスユネスコエコパーク 面積

出典:南アルプスユネスコエコパーク

山梨県の南アルプス市、早川町、韮崎市、北杜市。
長野県の飯田市、伊那市、富士見町、大鹿村。
静岡県の静岡市、川根本町。

3県10市町村にわたる地域が
自然の恩恵を活かした魅力ある地域づくりを図ることを目指しています。

地域によっては、部分的に登録地域にされているところが多いですが、
南アルプス市は、市内全域がユネスコエコパークに登録されています。

つまり、私たち南アルプス市民は、
ユネスコエコパークに住んでいるのです。

・私がみなさんに伝えたいこと

南アルプス市には、持続的な地域のために地域活動を
頑張っている人や企業が多くあります。

私がユネスコエコパークで活動している”人”について発信することで、
市民のみなさんにも、地域のために自分ができることをしていただけたらと思っています。

「自分たちのまちは、自分たちでつくる」

そんな街になるために、まずは南アルプス市に住む人々が自分たちの街の ことを好きになってもらい、街に誇りを持ってもらいたいです。

そのひとつの方法が、ユネスコエコパークに住んでいること、
つまり世界に認められた場所に住んでいることの豊かさに気づくことから
始まり、そこでの暮らしを楽しむことだと思います。

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