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スイングロール

 今日はスイングロールについて。アーティスティック・ローラースケートのダンスはアイスダンスとほぼ同じなのだが(※ここでいうアーティスティックのダンスとは、ローラーダンスではないので注意)、このスイングロールもダンスの動きの1つだ。

 半円をアウトエッジに乗って描いていくセミサークル(ハーフサークル)の動きに、フリーレッグを前に持ってくる動きを足せば、このスイングロールになる。

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 こんな風に、左アウトの半円、右アウトの半円……と繋げて練習していく。足を入れ替える時には、「andポジション」、つまり図の直線と交わる部分で両足をきれいに揃えて膝を曲げてから


■フォアアウトのスイングロール

↑ ニコール・フィオーレの動画。後ろに体重をかけると後ろに転ぶから気をつけてね、とのこと。そして、フリーレッグの足を後ろから前に持ってくる時は、横を通らずにまっすぐ体の真下を通ること。

 こちらはアイスダンスの動画。

↑ アイスダンサー、キセニヤとオレグの動画。カップルで滑るとこうなる。



■バックアウトのスイングロール

↑ ニコール・フィオーレによる動画をもう1つ。こちらは、バックのスイングロール。フリーレッグはまっすぐ前に出して、体の真下を通って、まっすぐ後ろに伸ばす。腰や肩はまっすぐ地面と平行に。後ろ足を上げる時は、背中と腹筋に力を入れて、上体を倒さずまっすぐに保つ。スイングはものすごく筋肉を使う動きなのよ、とのこと。足の高さは高くても低くても良いが、前と後ろで同じ高さに上げる


 この動画でもう1つおもしろかったのは、さらっと出てきた滑りやすい床で競技をしなければならなかった時の話。ウィールが滑らないように、コカ・コーラで湿らせた布の上でぐりぐりとウィールを動かしたり、ヘアスプレーをかけたりしてウィールをベタベタにしたらしい。なるほど!

 うちのクラブの練習場でも、雨の日は湿度で床が滑りやすくなって大変だ。そんな日は、なるべく深いエッジに乗らない動きだけを練習したり、逆にやりやすくなるスピンを練習するようにしている。だけど、競技会でその状態になったらと考えると恐ろしい。室内用の柔らかめのウィールも購入しておけば一番良いのだろうけど、どうしてもない時はウィールをベタベタにしてみるのも手かもしれない。ただし、他のスケーターを危険に巻き込まないように、そのベタベタした素材が床に残らないようにだけは気をつけたい。


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