女性の言う『なんでもいい』について

今回は他の人とお題を共有して、それぞれの思う女性の「なんでもいい」という一言について書こうと言うことになりました。

書きたい方は是非書いてみてください！
他のお題で一緒に書きたい方もお声がけください！

私は女性目線で「なんでもいい」ということについて書きたいと思います。

「なんでもいい」は決められないか遠慮の結果

「なんでもいい」という言葉にお困りの男性は多いと思いますが、実は女子同士で集まった場合でも

「ご飯どうする？」
「う〜ん、なんでもいいけど…」

みたいな会話してます。
だから女性同士であっても「なんでもいい」は使ってるんですよね。

その理由としては、

・「これ食べたい！」と思っているものがない
・自分でもお腹の空き具合や食べ物の気分がわからない
・相手が何食べたいのかもわからないのに勝手に決められない
・自分は行きたいところがあるけど遠慮してる

というかんじです。

中には最後まで「どうしたいの？」って言っても何も意見を言ってくれない女性もいますが、流石に何か「これ！」と思う物があったら言います。
本当に自分の気持ちやお腹の具合がわからない時もあって、検討に時間がかかる場合も「なんでもいい」と言ってしまうことがあります。

他には、慣れない相手との食事や、相手に奢ってもらうことが決まっている場合や、相手の行きたい店の雰囲気が掴めない場合も「なんでもいい」と言いがちです。

行きたいところはあるけど相手がどう思うかわからない場合も一旦様子見で「なんでもいい」と言うことがあります。

女性は探り合いながら決めがち

なんでこの「なんでもいい」が起こるかと言うと、
女性は勝手に決めるのが下手くそだからです。

以下の２つのツイートを見てください。

男の子は基本、早い者勝ち・声の大きい者勝ちで決めることが多い。火が好きな子は燃焼系器具を素早く確保し、要点を心得ている子は試験管ばさみを持ってちゃっかり待機する。もう一人の子が水や沸騰石をいれ、なんとなく実験が開始される。出遅れた子に出番はない。（次の実験での優先権を指示する）

— アルファ実験教室 (@alpha_jikken) December 1, 2020

一方、女の子グループでは奪い合いはおこらない。まず話し合いによって全員に役割が細かく割りふられる。極めて平等主義で「4人で沸騰石1粒ずつと水1mLずつ入れて、試験管ばさみは交代で持とう」と、非効率きわまりない決定になることも多い。女の子の世界では、独占・抜け駆けは厳禁なのである。

— アルファ実験教室 (@alpha_jikken) December 1, 2020

これが性別による思考の差の結果だと思います。

男性は早い者勝ち・声の大きい者勝ちで決めてしまいます。
女性は分担が決められず、全員が同じだけのことをすることになります。

女性同士では、誰かが独断で決めるのを嫌います。
みんなの意見を寄せ集めて最終的に決まるのがベストなのです。

その話し合いの中では特に「私はこうしたい」という圧力が相手や他のメンバーに掛からないことがルールです。

基本的に女性同士は気を遣い合う(?)ものなので、誰かが意思を通そうとする時に他の人が意見を言いにくくなることを避けるためです。

結果、非効率だけど理科の実験ならみんなが同じだけやるように分担する方が理にかなっていることになります。

男性は「なんでもいい」にどう対応するべきか

正直、女性同士でも「なんでもいい」とは言っているのですが、女性同士の中でも割と意思決定ができるタイプの女性がいます。
その人ような真似をすることが男性の対応として良いかとおもいます。

3人でお昼ご飯を食べることにしました。

A子「ランチはどこで食べる？」
B子「う〜ん、どうしようかな、決めてない」
C子「どこでもいいよ、どうする？」
A子「えー、どこか行ってみたいところとか、食べたい物ないの？」
B子「そういえば、この間〇〇のランチが良いってTwitterで見たんだよね。でも、ちょっとお値段高いかもな〜」
C子「そこはパスタがメインなんだね。私はお腹すいたからご飯がいいかも」
A子「そしたらご飯の店にしようか」
B子・C子「そうだね」
A子「〇〇にある定食の店と、ここから近いオムライスとか洋食のお店、あとはちょっと小汚いけど中華ランチなら知ってるよ」
C子「それなら定食か洋食がいいな」
B子「じゃあ私は洋食が食べたいからその店おしえて！」

これは普段から女性同士でやっているやりとりです。
女性の「なんでもいい」に対応するには、このA子さんを真似ることです。

男性の場合は多分

男性「ランチはどこで食べる？」
彼女「う〜ん、なんでもいい」
男性「なんでもいいってなんやねん！食べたい物ないん？」
彼女「う〜ん、わからないんだよね」
男性「わからないって何やねん！じゃあ中華でいいか？」
彼女「いや、中華って気分じゃないねん、ご飯がいいけど」
男性「なんでもよくないやん！早くきめて！」

みたいなことになっていると思います。

結果的に、何でも良くはないんですが、
具体的な選択肢を女性に提示してだんだん絞り込みをしていく役目に立てれば、すんなり決まると思いますよ。

まとめ

私はどちらかといえば、まだ意思がはっきりしている方だと思いますが、本当に行きたいところが浮かばない時や、相手に遠慮や気を使って「なんでもいい」って言っている時があります。

わかってはいるんですが、思い浮かばないから話し合って決めたいんですよね。

今回はご飯を食べにいく例でしたが、どこでも同じです。
『女性の具体的にまとまらない気持ちや意見を引き出すこと』がこの何でもいいの対応になります。

ご飯ならまだ可愛いものですが、旅行に関して彼女の意見をしっかり引き出さないと後になって「なんだか私のための旅行じゃない」とか言われちゃうかもしれませんよ。（聞いた実話）

まあ「本当になんでもいい」時もあるんですけどね。