サイコリチャージ日記

 昨今の日本の閉塞感が心配なミナミです。

 さてみなさん。ご自身にとっての運命的なデッキタイプに巡り合ったことはありますか?

 私にはどうやらあるみたいです。2021年1月現在、スタンダードレギュレーションにおける好みなデッキはサイコリチャージを持つカラマネロのデッキです。もうすぐお別れですが…

 まずは私がカラマネロデッキを使うことになる経緯をお話します。

 時は2011年、ポケカプレイヤーとして駆け出しだったころの話。

 中学生~高校生だった私がポケカを続けるためにはいろいろ工夫をしないといけません。

 そこで目を付けたのがエレキダイナモという特性を持つシビビールでした。

 なぜこのカードに注目をしたのか?

 当時シビビールを用いたデッキには複数のアタッカーがいました。

 また、相方を変えて派生していることに気づきます。

 単純に「シビビールがレギュレーションを落ちるまでは相方を差し替えるだけで戦えるぞ。出費が少なく済むぞ。」と思ったのでした。

 こうして私のポケカ人生は途絶えることなく今に至ります。途中、特性がメタルチェーンのドータクンを用いたデッキも頻繁に使ってました。

 サイコリチャージカラマネロが発表されたと聞いたときはプレイヤーを続けていけると思い、喜んだものです。

 

 そんな私が紹介をする、カラマネロの話によかったらお付き合いください。

 

 xyのカードが使えた頃のカラマネロ

 この時期に一番気になっていたカラマネロデッキは、闘魂のまわしが採用された、ウルトラネクロズマをアタッカーにおいたカラマネロデッキでした。
ビーストリングを多めに採用することで中盤に強いデッキリストだったと記憶しています。同時期に意識しなければいけないデッキにゾロアークGXとルガルガンGXがメインの通称ルガゾロがいました。ゾロアークGXのライオットビートを考えるとこだわりハチマキによる打点増加でウルトラネクロズマGXは210ダメージを受けます。また、攻撃に目を向けるとシェイミEXのhp110を削る際に鋼エネルギープラス超エネルギーだけでしっかり気絶に持っていけることも強力でした。あまりメジャーな構築ではなかったようですが私が尊敬する京都勢の中では確かに存在していました。大会上位デッキにもウルトラネクロズマGXがいたことからも強力なデッキタイプだったんだなと再認識しました。

 smレギュレーションのカラマネロ

 パッと思い出したのですがsmに移行した初期の大型大会前、ウルトラネクロズマ主体のデッキにビーストリングを採用するかしないかの議論をしたことを覚えています。初動の安定感を阻害してまでカウンター要素の強いビーストリングを採用するかについてそれなりの時間を使い話をしました。私は採用しない側で理由を考えて動いたものです。当時のポケモンだとhpラインやこだわりハチマキを考慮すればビーストリングに頼らない構築でも十分返すことが可能でした。そのために序盤の展開を優先することは勝つために有意義な戦法としてかんがえられます。ビーストリングというカードはとても強力なことが記載されています。ストロングポイントを伸ばすアプローチとして、序盤の安定からコンスタントに勝ちまでの行動をとるのか、中盤以降、カラマネロが不足していながらも立て直しながらテンポロスせずに動くことを目指すのか、考え方はそれぞれです。大型大会のように多くの回戦を踏むのであれば安定をすすめたかった。なので個人の意見だとビーストリングは優先すべきカードではないと思ったのでした。

 その後カラマネロデッキは長く生きます。カラマネロバレットというデッキであったり、ジラーチを採用することで序盤の展開を滑らかに行うリストが上位に入賞したりと形に変化はありますが強力なデッキとして使われていました。

 カラマネロバレットに関しては優勝を成し遂げ、ジラーチ型のウルトラネクロズマ採用のデッキも結果を残しました。優勝したカラマネロバレットには驚きました。ルガゾロにどうやって勝つのか今でも関心があります。ジラーチ採用のウルトラネクロズマデッキも鮮烈でしたね。あらゆる利点を伸ばし、欠点である展開のムラを解決するジラーチ採用型のカラマネロデッキは本当に衝撃的でした。ネクロズマを用いるデッキも注目を浴びましたね。非GX主体で戦うデッキに私も興味を持ちました。

 ソードシールドシリーズ後のカラマネロ

 なんといっても通称三神ザシアンが注目される時期。ここで結果を出すことになるイカデッキはミュウツー&ミュウGXが採用されるパーフェクション型のデッキです。三神ザシアン側の行動を遅らせハンド干渉を行い勝ちを目指すこのデッキのキーとなるカードはゲンガー&ミミッキュGX、オーロット&ヨノワールGXの二枚。特性パーフェクションにより毎ターンムラなくエネルギーを活用できる、パーフェクション型カラマネロのデッキリストの完成度の高さもうかがえました。

 これでカラマネロデッキに関しての隆盛は終わったように思います。

 

 最後に。直近のシティリーグ(2020年12月)に参加したときもカラマネロデッキを握りました。トーナメントに行けたものの一没に終わりました。その時のリストを記念に残します。

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ありがとうございました。 

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