憧れ

どなたにでも憧れの存在ってあると思います。

こんな素敵な人になりたい!

そう思って応援しているアイドルや女優さん俳優さん、モデルさんなどがいらっしゃるのではないでしょうか。


今回は私の憧れの方についてお話しようと思います。


私が地元を出て、ここ大阪に引っ越して2日目位のことでした。

たまたまつけていた番組で、初めてその芸人さんのネタを拝見しました。

それは令和喜多みな実さんでした。

私の地元ではあまりお笑い文化が盛んではなく、大阪や東京の若手の芸人さんの情報はほとんど入って来ていませんでした。

それも手伝って、私の中での令和喜多みな実さんのイメージは『元プリマ旦那さん』『4月1日にコンビ名を変えた芸人さん』という薄い情報しか持っていませんでした。

けれどそんな薄い情報のみの私が、気付けば片付けの手を止めてテレビに魅入っていました。

落語家さんのような流暢な口調、The大阪という感じのキレのあるツッコミ、台本に直したら数行に渡るであろう長い台詞…

令和喜多みな実さんのネタの全てに魅了され、そのネタが終わる頃にはすっかり虜になっていました。


私は作家として、令和喜多みな実の野村さんに憧れています。

漫才はもちろん、野村さんが主宰されている『劇団コケコッコー』の脚本も、SNSに上げる文章も。

何もかもが野村さんにしか出せない野村さんの色や強さに溢れていて、本当に魅力的な方だと思います。

私は基本的に押しに弱くすぐに意見を曲げてしまうタイプなのですが、野村さんの様に対応の柔軟さを持ちながらもしっかりと芯を持った人間になりたいな、と常々思います。


もちろん私にとって野村さんはまだまだ遠く、雲の上の上の上の上…のような存在の方です。

ですが、千里の道も一歩から。

ほんの少しでも野村さんに近づけるよう、これからも努力していこうと思います。


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