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既婚、149cmの私がミスコンに出場した理由 ールッキズムや既婚者差別の終焉?ー

私は今、BeautyJapanという女性コンテストに出場しています。
しかし、私は今まで、そういった舞台に立つことに、大きな抵抗がありました。

身長は149cm。鼻が低い童顔。コンプレックスだらけで、こんな私がミスコンなんかに出ても絶対に書類で落ちるし、下手に通ったとしても叩かれるだけ。

そんな風に決めつけていた私が、なんと今、コンテストのエリア大会で賞をいただき、現在グランドファイナリストとして日本大会に向けて準備をしています。

そもそもこのコンテスト、タイトルにも入れたように一見所謂ミスコンのようなものなのですが、正しくは、”女性向けコンテスト”であり、今までの”狭義でのミスコン”とは少し異なるのです。

BeautyJapanは、”社会で活躍する女性を増やす”をコンセプトとして、出場の条件には身長制限、年齢制限なし、未婚/既婚不問。
これなら自分にも出る余地があるのではないかと思い、思い切って挑戦することができたのです。

こういった様々な個性を賞するコンテストは今までもいくつか日本にあったのですが、大会自体のコンセプトが狭められていたり、(例:プラスサイズ女性限定コンテスト、シニア女性限定コンテスト等)
広いコンセプトだとしても、結局受賞者の顔ぶれを見ると顔や年齢の偏りがあったりするように感じていました。

しかし、世界のトレンドを見ると、老舗のミスコンでも評価軸や条件が変わり、今やどんな女性も同じフィールドで評価されるようになってきていることをご存知でしょうか?

世界でも広がる、出場制限の緩和

2023年に開催される第72回ミス・ユニバースからは既婚者や出産経験のある女性が出場できるようになりました。

もはや本来の意味での”ミス”コンではなくなってきているのです。

そもそも、未婚で出産経験がないという”純粋無垢”さが当たり前のように求められていたのも本当におかしな話だと思いますが、老舗のコンテストがようやくこういった改革をしてくれることで、男性からの既婚女性に対する見方も変わってくることが期待できるではないかと思います。

以前、バリバリ働くの女性が、「男性が多いビジネスの世界では営業がしやすいように結婚指輪を外している」と言っているのを聞き、悲しくなったことがあります。
未婚の女性に魅力を感じる男性はどうしてもいるのかもしれませんが、それがビジネスやオフィシャルな場での結果につながるなんて、絶対にあってほしくありません。

変わる評価軸

また、出場条件だけではなく、実際に受賞をする人にも変化が出てきているように感じます。

あえてすっぴんで出場し、社会的圧力を打倒し女性の本来の美しさを主張した女性が決勝に進出したことは、本来の女性の素肌での美しさも同等に評価されるようになってきた証拠です。

また、LGBTQ+を公表し、”少数派の声を代表したい”と発信して世界大会に進んだミス・ブータンの女性にも驚きました。宗教的に同性愛を法的に禁じている国がまだあるなかで、こういった女性が評価されたのは、グローバルでの大きな価値観の変化だと思います。

今まではスタイルが良く、顔が整っている、ばっちりメイクの女性であることが評価の対象である”ルッキズム”が当たり前の社会でしたが、それが終わりつつあるように感じます。

どんな個性でも強みになる

今までのメディアは、障害がある方などのマイノリティを”可哀想な存在”として扱っていたと思います。(某長時間番組とかわかりやすい例。)

見る人の同情の涙は誘えるし、それは高い視聴率やPV数につながるかもしれません。もちろん、私たちが気付かぬところで苦しんでいる人がいることを知れることはすごく勉強になるし、実際私も自ら視聴することはあります。

ただ、全てのマイノリティの方たちが自分の生き方を見て、本当に涙を流して欲しいと思っているのでしょうか?もっと多様な伝え方、伝わり方が求められているのではないでしょうか?

私が出場したBeautyJapanでは、ガンや難病を抱えている人が美しいドレスを纏って堂々とステージを歩いていました。医療現場で働く女性が、あえてドレスではなく、防護服を来て堂々と歩く姿もありました。

今まではマイナスに捉えられがちだった部分も、全て個性に変え、彼女たちはそれぞれの生き方を、全身と言葉を使って堂々と表現していました。

そんな輝く姿を見て、希望を持てたり、励まされる人がたくさんいたはずです。
会場の拍手や盛り上がりからも、ダイバーシティを尊重する、優しい世界を感じられました。


孤独だった自分に自信を持てた

そして私自信、このコンテストに出場したことで大きな自信を得ることができました。

会社経営をしていると、大企業にいたときのように上司に褒めてもらうことはありません。逆にミスをしても、怒られて謝る前に、まずは一人淡々と解決する。

ときどき無償に孤独になったり、自分のしていることが本当に社会の役に立っているかわからなくなることもありました。

でも今回の出場を通して、コンプレックスだらけだった私も、自分に自信を持てました。

華やかさよりも、社会や環境への負荷がかからないことを重視しオーガニックコットンで作ったドレスを着て、ヘアメイクは自前で簡易的なものにしたありのままの私は、”お笑いの力で社会を変えたい”というメッセージをステージでも貫き通して、賞をいただけたました。

コンテストを通して会社の活動を知ってくれ、応援したいと連絡をくれる方もたくさんいらっしゃいました。
本当にありがたいことだし、自分のやっていることは間違っていないと確信できました。

今後はどんなコンテストが出てくるのだろう?

そしてどんな人が時代を作っていくのだろう?

性別、年齢、国籍、宗教など関係なく、すべての人が輝ける社会であってほしいと心から願いつつ、今後のコンテスト業界にも注目していこうと思います。

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株式会社笑下村塾 代表
相川美菜子
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