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「自分だけの言葉」を探し続けている

スペインのギャラリーにメール書かないとな…こういうことって英語でなんでいうんだろう…フランス語の勉強、もっとスピードアップしたいな…作品作りたいなどういうのにしようかな、ピアノの月光第3楽章も練習しよう…文章は何を書こうかな…占いの勉強はどこからやろうか…

などなどあれこれホワホワと考えつつ、楽しいというより行方不明な感覚に陥る時がある。やらなきゃいけないことなんて、こんなにあるわけじゃないと思う。勤勉だねと言われると、うまく答えられない。勉強がしたいわけじゃない。自分が分からなくならないように溺れそうなだけなのだ。

外国語も含め、生活に必須なわけではないけれど、自分のために必要だからやっている、ということがうまく説明できないことが多い。何がしたいのか、なんでできるのかと聞かれても、うまく答えられない。鼻につくと感じる人もいるだろうなともうっすら気になってしまう。

わたしはコミュニケーションが苦手だ。子どもの頃よりはずいぶんとうまく振る舞えるようになったと思うし、わざわざこんなことを言わなければそれなりにこなせるように見えると思う。だけど自分がもっと人とやりとりをする上で「できればいいのに」と思うことは、いつまで経ってもできない。

英語を使うと文法的に感情整理がしやすいので独り言を言ったりする。海外の友達に泣きながら相談した時も英語だった。フランス語は音が好きだから、聴いたり話したりしてると落ち着く。もう言葉にしたくないというときは何かを作ったりピアノを弾いたり歌を歌ったりする。

母語は日本語だし、外国語が自由に使えるわけじゃない。日本や日本語を否定したいわけでもない。ただ「自分が使える言葉、表現」を増やしておきたいのだと思う。だから生活に必須なわけではないけれど、生きるのに必要だという感覚がある。

わたしの太陽星座、双子座は「どこかでずっと自分の片割れを探しているところがある」ということを読んだことがあって、とてもよくわかるな、と思う。誰かとぴたっと一心同体みたいにくっつきたいわけではない、だけど物事は何であっても「通じ合えた!」という喜びは、わたしがいつも泣くほど嬉しいことだから。

ずっと自分の言葉を探しているんだと思う。もし相手が外国語の方がわかるなら外国語を。言語の中でもどんな言葉遣いが響くのか。歌はどんな曲を。作品はどんなテイストがいいかな。どんな口調で、どんな表情で。

長い間、誰かと仲良くなるために、自分をずっと押し殺して生きてきてしまった。ある時にやっと、自分を生きようと思い直した。だから、自分を保って人とやりとりをするための言葉を探している。愛猫とも話せる方法を身につけたい。自分の心情をもっと細かくできる方法も欲しい。

そんなに思い詰めなくてもいいよと自分でも思うけれど、思い詰めやすい性格なら、手段も自分で探すのがいいと思うのだ。


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占いやっとるけん

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