あの頃の自分におにぎり（イカ飯）をあげたい

なんて言われたらどう思うだろうか。今となっては当時の感覚もわからないし、正直「あの頃」が広すぎてわからない🍙🦑

自分の昔の話は、あちこちでさんざん話したし書いたし作ったし、で、いいこともあればそうでないこともあったのであまり書きたくはない。それに、人と比べるものでもないし比べられるのもいやだし、わたしだってわたしだって！ってなるのもしんどい。

だけどちょっとだけ書こうと洗い物をしてて思った。なんでだっけ。いつも大量に考えごとをしているので、残さないとすぐに忘れてしまうね。

まあ、でも、わたしはわたしが嫌いだった。

控えめに言ってもそんな感じ。もっと言うならいろんな言い方はできるけど、今になってまで自分をめためたにしたくない。だけどずっとそうしたい自分がつらかった。

今も別に自分が大好きか？っていうとそんなことはない。全然だめだなーとションボリすることもあるし、ポロポロ泣き始めたり、外国語で思いの丈を表現してみたりする（精神が安定する）

わたしの体験でしかないけど「自分大好き！最高！ヒャッハー！！」ってなってるのは「自己肯定感」の安定とはずいぶん違うと思う。かなりハイパー。もっと言うなら自己肯定感に高い低いもないんじゃないか、適切かどうかなんじゃないか？と思っている。「まあ、これも自分だしなぁ。なんとかやるか。」こんな感じをゆるゆる保てたらいいと思っている。それもずーっと難しかった。

理由に何かハッキリしたものがあるかというと、難しい。自分の中では大きな出来事だと思っていることは、多分人に伝えれば大したことがないこと。それを気にしてずーっと押し込めていた。噴出したときもあった。自分が嫌だと思ったら嫌だと思ってもいいし伝えてもいい、ということに気づくまで30年以上はかかったんじゃないだろうか。今でもまだまだへたっぴである🐤

わたしは自分の見た目も全部嫌いだったし、声も嫌いだったし、考えすぎてしまうところも、でも気がつかえないところも、テンション高そうでめちゃくちゃ病むところも、大切な人にうまく甘えられないところも、全部が全部嫌いだった。

だから、ずーっと「どうしたら？」って小首を傾げているような人だった。その突き詰めたところは「自分で自分を好きになりたい」だったのだと思う。もちろん好きな人に可愛いと思って欲しいとか、夢を叶えて幸せになりたいとかはあったのだけど、自分が自分をだめだなぁと思っているのは一番しんどかった。だって自分はいつもどんなときも一番自分を見ているから。🌞

といっても変えられるところばっかりじゃない。
今でこそあちこちでペラペラ喋ったりしているけど、よく男の子に間違えられる声は、作っても変な感じになってしまうので、友達と遊んでる時に録音しまくった。あとで聞くのはウオエーとなるくらいつらかったけど、友達の声を聞きながらだんだん自分の声にも慣れた。

中学生の頃に知った7オクターブの歌姫・マライアキャリーは地声がとても低かったりする。当時彼女のハイトーンボイスにとても憧れた。
ある時「実はトレーニングで高い声は出せるけど低い声を出すのは大変なんだよ」と聞いて、「そうか！わたしも7オクターブ出せたら！マライアみたいに歌えたら自分の声も好きになれるかも！」と思いそれが希望になった。だからたくさん歌った。歌詞カードをぼろぼろにしながら自分で翻訳して、興味があった英語もがんばったし、当時流行ってたJ-POPは高すぎて歌えなくてしょんぼりしたりしたことも数知れない。

いろいろ思い返すと、自分を好きになるって「慣れる」が近いのかもしれないなぁと思う。

素晴らしい！！アメージング！！ブラボー！！！！な自分がいたらそれは最高かもしれないけど、いつもそんな自分を保たないといけないのは、それはそれでわたしは疲れてしまうような気もする。いつもツナおにぎりを食べていたら、いくらおにぎりはごちそう。ごちそうはたまに食べたら美味しいし、ツナおにぎりだって味わったらおいしい🍙

自分がヤダ…ってなっていたときの自分に今おにぎりを渡せるなら。（おにぎりは元気とか愛情とかそんなようなものです）（曖昧）

でもそれも、その時の自分によるなぁ。亡くなったおばあちゃんがよく食べさせてくれたいくら。家族が握ってくれたアルミホイルにつつまれた塩おにぎり。自分でバイトのお弁当に握ったおにぎり。具は何を入れてたっけ…

その時その時で必要なものは違うし、今のわたしもまだまたやりたいことがあるから、毎日楽しいことを見つけて、毎日形にしていけたら。

🍙🍙🍙

なんか語っちゃった占い師です。何か聞けることがあったら話しにきてね🌞🍙

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