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棚からぼた餅力 #お金と仲良くなった30日

誰かに役に立ち喜ばれた対価としてお金を受け取る、というのが「稼ぐ」の基本と様々な場で教わる。

その考えにくっ付きがちなのが

お金を得るには苦労しなければいけない

という考えだ。

子どもがお金の使い方に無頓着だったりすると

親や教師など大人は「お金を稼ぐ大変さを考えろ」的なことを口にしがちである。

私も似たことを口にしたことがあるし、学校の先生やママ友が子どもたちに言うのも度々聞いてきた。

でもある時

いつも心も懐も豊かな知人が

何にも理由なくても受け取っていいんだよ、と

教えてくれた。

子どもにもお手伝いの対価としての小遣いだけでなく、理由なく不意に小遣いをあげるべきだという。

自分に理解できる範囲の世の理など

知れているのだから

よく分からなくても受け取って

うまく次に流して行けばいい、を体感するために。

ちょっとした褒め言葉を受け取るのにも

長年の訓練が必要だった自分も

最近は

良いことも良くないことも

自分を通過していくだけだと知って

随分受取上手になった。

棚からぼた餅力。

潜在意識にある

'受け取れない'ブロックを取ると

欲しいと思っていたものを土産に持った人が訪ねて来たり

7桁旅行券を代わりに使ってくれと言われたり

昔の知人が連絡して来て高級料理をご馳走してくれたり

理由のわからないことが起こる。

よくわからないけど

よくわからないから

自分も理由なく次の人に

ぼた餅を放り投げてみる。

棚からぼた餅リレー

という新しい競技名を思いついて

今日もまた少しお金と仲良くなった。



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