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諦めない力が欲しい時 #人生に効く昔話の処方箋

最後まで踏ん張れたら、

諦めずに頑張れたら

結果は違っていたかも…ということがある。

おなじみのグリム童話「ヘンゼルとグレーテル」。

口減らしのために両親によって森の奥に捨てられたヘンゼルとグレーテルは、お菓子の家を見つけたが人喰いの魔女にとらえられる。

魔女がグレーテルをパン焼き窯で焼いて食おうとして、中に入れと命令するのだが「やり方の手本を見せてくれ」と機転を効かせて逆に魔女をパン焼き窯に閉じ込めて焼き殺す大逆転のお話だ。

ヘンゼルは檻の中、グレーテルは、自分ひとり魔女にこき使われて、泣きべそばかりかいている。

泣きべそかきの女の子だけど

いざという時はやるのだ。

最後まで諦めないから

最後の最後で機転を効かせて

危機を乗り越え、お宝持ってお家に帰れた。

人が入るような大きなパン焼き窯は、もう本場ドイツにもほとんど残っていないけれど

師匠率いるドイツの旅で、農家に残る大きなパン焼き窯を見せてもらったことがある。

ちょっとビビる大きさだったよね。

今も

追い詰められたら召喚する

熱せられた大きなパン焼き窯を前に

最後の最後まで機転を効かせるチャンスを

狙っていたグレーテルを。

泣きべそかいても、諦めなかったグレーテルを。

いざという時

物語を自分の中に持っていることで

いつも以上の力を発揮できることがある。

諦めない力が欲しい時のために

あなたも心に

「ヘンゼルとグレーテル」

インストール、しておくときっと使えるよ。





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