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あなたのソレがうまくいかない理由 #人生に効く昔話の処方箋

ビジネスの、日常生活の、アレやコレが

うまくいかないのは、なぜだろう?

ご存知グリム童話「白雪姫」。

継母女王に毒リンゴを食べさせられて死んだ白雪姫が、王子のキスで生き返ったと思っている人も多いだろう。

本当は、白雪姫は、3度殺されている。

1度目は、ひも売りに化けた女王に

ひもを結んであげようといわれ、胸に思いっきりひもを結ばれてパタリ、帰宅した小人達がひもを切って生き返った。

2度目は、くし売りに化けた女王に

櫛で髪をすいてあげようと言われ、髪に毒の櫛を挿されてパタリ、帰宅した小人達が櫛を抜いたら生き返った。

3度目は、りんご売りに化けた女王に

毒りんごを食べさせられてパタリ。帰宅した小人達が何も出来ず、棺に入れたら、通りがかりの王子が棺ごと貰い受けたんだけど、家来が運ぶ途中でコケた拍子に喉の奥に詰まったりんごが飛び出して生き返った。

ひもや櫛やりんごといった異物の存在が

白雪姫の美しい形を阻害したことで

彼女はパタリと死んだので

美しい形を損なった原因となるものを取り除くと生き返っちゃうのである。毒なんてなんのその。

しかも助かったのは、王子のキスのおかげじゃないんだねぇ、これが。

あなたの、私の

うまくいかないソレ。

ひもが、櫛が、りんごが何処かに刺さっていませんか?

それが、いわゆるボトルネックというやつ。

小人達が白雪姫の体を隅々まで見て

ひもや櫛を見つけて、外したように。

外から見つからないりんごのかけらが

物理的な揺さぶりで外れたように。

うまくいかないソレには

何か外すべきものが、

ボトルネックがある。

それが外れたら生き返るかもしれない。

外さなきゃ始まらないのに

つい王子のキスを待ってしまったりするけれど、ディープキスでも喉の奥のりんごは取れないんだよね〜。

自分で無理なら

7人の小人や家来の力を借りて

ひもを、櫛を、りんごのかけらを

はずそうか。

あるべき美しい形を取り戻せば

うまくいかないソレもアレも

きっと

息を吹き返すはずだから。





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