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のぼる朝日としずむ夕日 #わたしのすきなもの

「昇る朝日と沈む夕日を必ずみましょう」

というスローガンを掲げた児童文学作家が

いたというけれど。

スローガンを掲げてでも子ども達に見せたい気持ちはよく分かる。

朝焼けを前にすると

胸いっぱいに何かが流れ込んでくるような

あの感じはなんだろう。

少し希望に満ちたような空気。

夕焼け空を見上げたときの

胸の奥がきゅっとなる

あの感じはなんだろう。

少し寂しいような、余分な力が抜けるような。

昇る朝日と沈む夕日を好ましく思うのは

それを見ている自分の状態が好きだからみたい。

好きなものって

わたしをわたしの「好きなもの」に

してくれるもの、かもしれないね。








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