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商売もカラメル

先日聞いた#UPDATE2022 の

佐渡島庸平さんとけんすうさんの対談で

マンガのコマ割りやページ繰りの話題が出た。

絵本研究の延長で

絵巻の展開やマンガのコマ割りについて調べたり読んだりしたことがあったので、興味深く聞いた。

ネットマンガの「立てスクロール」は、横に開く紙のマンガと時間・空間の流れが全然違うので、作家は扱いに工夫が必要だという話の中で

佐渡島さんが「立てスクロール」の方が読者の能動具合が丁度良く、購買意欲が高くなることを指摘していた。

絵本や昔話を大学で研究していた時、マンガのコマ割りを調べていたのもその時期だが、、

商売にまつわる視点がほぼ無かった。

佐渡島さんとけんすうさんの会話を聞いていて

何かを研究する時に商売の視点が絡むことで、より深い考察を引き出すことがあるのを感じた。

商売に全く結び付かない基礎研究が

あらゆるジャンルで重要なのは自明とした上で

閉塞感のある研究テーマに

商売を絡めることで開ける地平がありそうだ。

ちょっと絡めてみよう、と考えて

楽しくなってきた。




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