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Photo by
noouchi
「わたしは可愛くない」からの脱却
かれこれ40数年間「わたしは可愛くない」という思いと共に生きてきた。
ヤンチャで見た目がのび太だった幼少期の私。
周囲から、大人しくて可愛い年子の妹と比較され続け、中学生になる頃にはすっかりイジケていた。
少し前、ものくろさんのモニターセッションで話をするなかで
「わたしは可愛くない」という長年抱え続けた思いが、自分のアイデンティティと一体化していること、
他者の視点の集合を、真実と捉えがちな癖により、「わたしは可愛くない」が私の「真実」となっていたことを紐解いてもらった。
なるほどと納得したら「わたしは可愛くない」が、一気に自分から剥がれ落ちた感じがした。
ところが、長年の癖って曲者。
その後も「わたしは可愛くない」が度々ぶり返す。そう思うことで、行動を起こさずに済んで楽、というメリットがあるからだろうね。
でも近頃、お年頃になった
中学生と高校生の娘たちの
「ママ、少しは美容とかおしゃれとか、可愛くなることに気を使いなよ」という突き上げが凄くて…
「わたしは可愛くない」に逃げ込んでいるメリットをデメリットが大幅に上回ってきた。
というわけで
そろそろ「わたしは可愛くない」をやめて
「わたしは可愛い」に戻ることにした。
生まれた時は
誰もが「かわいい」しかなかったもんね。
今から方針転換したら
結構、可愛いおばあちゃんに
なれそうな気がするけど
どうかしらね。
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