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ねむねむの妖精さん

「ねむねむの妖精さん」
というのが我が家のベッドの端にいる。

1歳11ヶ月の長女の寝かしつけに、
「ベッドの端の暗いところを覗いてたら眠くなるかな」
と思ったらしい夫が言い出した。

私は
「なにそれこわい」
と思わず言ってしまったんだけど、

それを聞いて、一歳11ヶ月が
「ねむねむのじょーせーさん こわい」 

と言い出したので、

すぐに
「ねむねむの妖精さんは小さくて可愛くて優しい」

という設定になった。

今はお風呂に入ったあと、歯磨きをして、水を飲んで、部屋を暗くすると、

「ねむねむの じょーぜーさん かわいい やさしい」

といいながらベッドに潜り込む娘。
(いやあなたがかわいすぎるやろと思う母)


目に見えないものは

怖いっていうより
応援団みたいな感じだと思っていて

厳しいっていうより
かなり甘々に優しいんじゃないかと思っていて

真面目っていうより
ずっと笑ってる感じなんじゃないかと思ってる


「なにそれこわい」
って言っちゃったのは
目に見えないものを普段の会話では否定してるようにみえる夫が急に言い出したから。

私ももっと緩んでいこう…

などと思ったのでした。

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