スポーツの一瞬は人生の分岐点

はじめまして、春から高校3年生のみなです。
鹿島アントラーズのサポーターをしています。
これからこのnoteを通じて、私なりの考えや思いを伝えていこうと思っているので、読んでいただけたら幸いです。

今回は、私のサッカーとの出会いについて書いていこうと思う。

まず、私が人生で初めてサッカーに触れたのは、2010年6月。
当時は小学校1年生、7歳になったばかりの頃で、ワールドカップが南アフリカで開催されていた。

たまたまテレビで観戦していた日本対カメルーン戦。
もちろん最初は、サッカーの「サ」の字も知らない状態だった。
すると、松井大輔のクロスから生まれた本田圭佑の先制点。
この瞬間が、私の人生を大きく変えた。

本田圭佑に憧れ、ボールを追いかけるサッカー漬けの日々が始まり、
「FWをやりたい」
「私がゴールを決めたい」
こんな感情を持ったのも、彼への憧れからだった。

更には、
「体育の授業が楽しみ」
サッカーにのめり込んでいくことで、保育園時代には大嫌いだった運動も得意になり、生まれつき人よりも弱かった体にどんどん体力がついていった。


4年後、2014年。私も5年生になった。
相変わらずのサッカー小僧は健在だが、私が鹿島サポになる時がついに訪れた。

それまで特にここといった贔屓のJチームはなく、好きなJリーガーと言われれば中村憲剛。
強いて言うならば、彼の所属する川崎フロンターレを中心に見ていた。

ふとある日、鹿島の試合を見ていたら、ピッチを駆け抜けるブラジル人高卒ルーキーから目が離せなくなった。

「なんだこの選手は。ドリブル、スピード、球際、突破力、正確性、全てにおいて優れているではないか。こんなに素晴らしい選手が日本にいるのか…!」

鹿島アントラーズ背番号33、カイオ・ルーカス・フェルナンデス。
全てが驚きだった。

「カイオのプレーをずっと見ていたい」
この一心から、全身全霊をかけて鹿島アントラーズを応援していくこと、人生掛けて鹿島アントラーズを心から愛していくことを決めた。

カイオ、植田直通、鈴木優磨。
そして上田綺世、小泉慶。
小学生時代から鹿島を愛してきた中で、たくさんの大好きな選手に出会えた。

「鹿島を愛していて良かった」
勝利の瞬間やタイトルに輝いた瞬間は改めてこう思えるんだ。

もしもカイオに出会えていなければ、鹿島サポになることはなかったと言っても過言ではない。
もっと遡れば、もしも本田圭佑に出会えていなかったら、サッカー自体に私が触れることすらなく、何も始まらなかった。

この2人には、サッカーという素晴らしいスポーツ、鹿島アントラーズという素晴らしいチームに私を出会わせてくれたことに感謝しかない。

人の一瞬やスポーツの一瞬は、他人の人生を大きく変えていく。
だからこれからは、自分自身も人生での"一瞬"を大切にしながら生きていこうと思う。

第一志望の大学に現役で合格して、夢を追いかけるため、毎日毎日、生活の中での一瞬を大切に。

みな


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