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『フランス伝統菓子、カヌレ。』
お菓子の背景には、必ず物語がある。
好きなお菓子の一つ、フランスはボルドーの伝統菓子、カヌレ。
ワインの産地であるボルドーでは、ワインの製造過程で、透明度の高いワインに仕上げるための、清澄(せいちょう)と呼ばれる作業があるのですが、その段階で、卵白が使用されるのです。
だいたい樽一つにつき、5、6個の卵白を使用するそうで、ここであまった卵黄で作ったのが、このカヌレというお菓子。
当時ワインは、修道院で作られるのが一般的であり、
子供の頃、近所の協会のそばを通るたびに、セザンヌやルノアールの絵画にでてくるような光景を勝手に思い浮かべて、そこでカヌレを作る修道女達を想像してた。
形も可愛いらしくて、大好きなの。
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