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NGC1982 M43 de Mairan デ・マイランの星雲 2022-10-29-03-27

NGC1982 M43 de Mairan 2022-10-29-03-27

東京某所、ベランダより電子観望
MACSY60, Ceres-C, AZ-GTi, SharpCap 4.0, SynScanPro 1.19.20, Siril 1.0.6
2022-10-29 03:27~04:00, Gain: 60, Exposure: 2.0s stacks: 1800sec
2022-11-19 03:18~03:49, Gain: 400, Exposure: 3.2s, stacks: 1800sec
6.80等級 RA/DEC: 5h35m32.35s/-5°15'18.2'' (steralium)

手持ちのカメラと鏡筒の組み合わせだと、オリオン星雲はとても迫力ですが、全体が見渡せないため、もやもや感がありました。
そこで、月の全体画像と同様、少しずつずらしながら撮りためて、合成してみれば、ということで、まずは一番撮りやすそうなデ・マイラン星雲にチャレンジです。
フランスの科学者の名前を由来とする星雲は、オリオン星雲と異なるカタログ番号を振られていますが、現在、背景は同じ星雲であることがわかっているそうです。撮像が現れてくると、手前の暗黒物質が象る「くちばし」と、中心の恒星による「目」がこちらを見ているようで、何とも不思議な感じです。
撮影については、周辺の明るい恒星の数もまだ多く、Sharpcapでも、Sirilでも、ずれをしっかりと追うことができるため、オリオン星雲と同様に撮りやすい対象と思います。ただ、後々細かい画像合わせは月以上の難しさで、設定や環境を合わせるのには、まだまだ技術不足を感じます。

2022-11-19 sharpcap stack画像
2022-10-29 sharpcap stack画像

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